とあるIT企業のハラスメント①~イントロ~
※この話はフィクションです
私は今、とある上場企業のIT部門に勤めています。
皆で和気あいあいと、平穏に楽しく仕事をしていた日常。
そんな中、ある中途のハラスメント社員の参入により、
日常がバキバキに破壊され、多くの人が被害を被り
最終的にどうなったか、ってのを書いていこうと思います。
つらつらだらだらと。
登場人物
私:中途入社の30代男
X:中途入社の40代男・ハラスメント加害者
Aさん:入社1年目の新人女性・ハラスメント被害者
Bくん:入社2年目の男・若干被害者
さて、まずはXについて。
昨年の2019年、秋頃に入社してきたその人は自称、
・自信家
・自分はスーパーマン、何でもできる
・スーパーポジティブ
・コンサルや教育が大得意
・面倒見がよい
・ITの事ならなんでもわかる
・経験も豊富
ジョイン直後からそんな風がビュービュー。
強めの自己紹介と、前へ前へと進んでいく姿勢に対して、
メンバーも私も「心強い人が来たな」と感じていた。
この時は。
Xの配属された部門での主な業務は、
各種サービスの基礎となるマネジメント系のガイドライン・ドキュメントの整備や上流工程プロセス、いわゆるウォーターフォール系のプロジェクトの支援等。
どんな人かは深く知る前ではあるものの、
担当業務に限らず、色々な人に声をかけていたこと、
またとてもフレンドリーにコミュニケーションを取っていたことから、
"兄貴肌"というか"気風のいい人"の印象で、
Xのジョインから最初の1か月程度はとても良い雰囲気で進んでいた。
そんな中、Xが取り始めた"ある行動"によって状況は変化していくことになる。
この時点でのXのイメージまとめ
・積極的なコミュニケーションをとってくる
・軽々とパーソナルスペースに侵入してくる
・なんでもできる人
・色々と思慮深い人
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