この人に聞く②「体も心もまちもきれいに」環境問題に真正面から取り組む「江南市環境学習アドバイザー」えこすく代表 鈴木文隆様
江南市民のおひとりおひとりに
スポットライトをあてて
インタビューをいたします
「この人に聞く」。
第2回目の方は、
環境ボランティアグループ
「えこすく」を立ち上げられ
江南市を中心に
環境問題
(プラスチック海洋汚染や地球温暖化)や
SDGsの活動を
精力的に行っています
代表の鈴木文隆様に
お話を伺いました。
えこすくとは
「えこすく」は、
ecology school(エコロジー スクール)
頭2文字ずつをとって名づけられ
子どもたちと一緒に
地球の未来を作る活動をしている
グループ(団体)です。
メンバーは
鈴木文隆様(文(ふみ)さん)
山名敏之様(ブルちゃん)
栗本明美様(栗ちゃん)
宮澤恵子様(えこちゃん)の4名と
数名のご協力の方が
いらっしゃるそうです。
江南市環境学習アドバイザー制度の
登録をした4名が集まり
ワークショップ、エコ講座、出展などで
環境の啓発活動をしています。
中でも、昨年度に引き続き
「SDGsワークショップで学ぼう!
感じよう!考えよう!」が
2023年度
江南市まちづくり補助事業に採択され
年間4つのイベントを
開催する予定だそうです。
また、小学校の他、
あらゆる団体様を対象に
出前授業をしているそうです。
「えこすく」を立ち上げられたきっかけ
鈴木文隆様は、愛知県の職員として
流域下水道を担当され
特に五条川左岸流域下水道の
浄化センター第1期建設の
プロジェクトチームに配属されたそうです。
汚泥を燃やすことになるため
大気汚染の問題を地域住民に説明する
業務などに携わっているうちに
環境問題に興味をもつようになったそうです。
鈴木様が今、懸念されていることは
プラスチックごみの問題です。
プラスチックごみは
自然の中で分解できないため
風化され、マイクロプラスチックになり
やがて海へ流されます。
そのマイクロプラスチックを
食べた魚を
私たち人間が食べることになり、
病気につながることも考えられます。
小学生対象の出前授業では
ゴミをポイ捨てする人間にならないように
ゴミ処理の大切さを
丁寧にお伝えしているそうです。
プロギングについて
プロギングとは
ジョギングとごみ拾いをかけ合わせた
Newフィットネスで
走って健康に、拾ってエコに、
新しい交流が生まれる
笑顔で環境問題を解決に導く
SDGsスポーツです。
先日5月13日(土)
江南市中央公園付近
(半径1キロ内の道路)にて
第2回が開催されました。
こうなんエコチャレンジ
推進協議会主催で
「体も心もまちもきれいに」を合言葉に
今後も行われる予定です。
江南市環境課のホームページ、
または
「えこすく」のホームページにて
告知がございます。
雨天中止だそうですが
天候の予測がつかなく
開催するのかどうかが
わからなければ
お出かけ前に
「えこすく」のホームページを
ご確認くださいとのことです。
江南市中にプロギングの輪が広がり
街の道路や至る所に
捨てられたゴミが、少しでもなくなり
環境にやさしい
居心地の良い江南市になりますようにと
鈴木様と「えこすく」の皆様が
楽しく活動を続けられています。
今後の展望
「えこすく」の今後の展望を
鈴木様に伺いました。
「環境問題を中心に
SDGsに関する啓発を
積極的に展開していき
さらにワークショップ参加者の
『えこすく』への参加と協力、
他関連団体や防災関連団体との相互協力、
さらにはSDGsに前向きな
一般企業や施設との連携により、
活動の輪を広げて行く予定です。」
鈴木様のご活躍とともに
えこすくの活動が
江南市中に大きく広がることを
私も期待しています。