見出し画像

現代アートのことを知りたい

最近、村上隆にはまってます。

前から好きではあったのですが、YouTubeのリハックという番組で、どういう意図で作品を作っているのかを話されているのを見て、「なるほど!!」と思ってがぜん面白くなってきました。


番組の中で、「日本人は現代アートの文脈がわかっていない。文脈がわかれば面白さがわかる。」ということを話されていて、村上隆のいう文脈ってどういうこと?と思ってこの本を読んでみました。

日本におけるアート受け止められ方について書かれていて、とても納得しました。
 

私が理解した内容としては、
日本は格差がそれほどないから、格差に物申すツールとしての現代アートが成り立たない。
それゆえ、前提となる文脈があって生まれた欧米における現代アートを、日本では「無垢な子供っぽい表現がアート」だと受け止められてしまっている。

また、欧米だとアートと捉えられるエロやナンセンスが、日本ではマンガやサブカルで日常に浸透してるから、エロやナンセンスをアートと言われてもあんまり人々の心を掴まない。
外国から見れば、日本のマンガやサブカルはアートだ。
ということです。


今までも、現代アートについてのことは少し調べてみたりしていたのですが、あんまりピンとこなくて流していました。
でも、村上隆のこの話はすごく納得できて、面白いなぁと思いました。

自分の中で何にひっかかったのか今の時点ではまだよくわからないのですが、もう少し色々知りたいなと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!