人間vsG

1か月ぶりに更新するのにこんな話をする私って何なんだと思いながら、キーボードを打っている。

巷で話題になっているとある問題作を読了し、いろいろと思うことがあったが、それはまたいつか。


今日はこっちの話!!!


さて、4月から就職という私ですが、やっと配属先が決まりました。

なんと、配属先はド田舎!!!!

あれれ、希望聞かれたとき私、最初は実家から通えるところがいいですと言いましたが……????

まあ仕方ない、新人の希望なんか形だけ聞くことになっているだけなんでしょう、新人に人権はない。泣いちゃう。


まあ、そんなこんなで引っ越しが必要になり、バタバタしています。現在進行形で。

社宅が借りれるみたいなので、アルバイト収入しか今はない私は即決で借りることにしました。

その結果、まあボロい。人住めるん???ってくらいボロい。まあしょうがない、家賃格安だったもん……。


排水管と壁の間からゴキブリ出るとかいう話。

どんなに部屋を綺麗に保ってても逃れられない虫からの襲撃…。

ゴキブリ以外も出るらしい。そりゃそうだ、なんてったって家の裏は山。獣道すら窓から見えちゃう。


そこで私は既に心が折れた。

何故かというと、私は本当に本当に、本当にゴキブリが嫌い。

蜂とか、ミミズとかの方が見かけてもまだ心に余裕があるくらい。


人生で一度だけ、ゴキブリを退治したことがある。

深夜、私だけが起きていて見かけたG。まだ小さかったから何とかなったんだと思う。それでも殺虫剤をかけた後、自分でも笑ってしまうくらい足が震えた。

基本、虫全般が苦手ではあるが、感情的には「気持ち悪くて嫌い」だ。虫好きな人ごめんね、申し訳ないけど私にはそう見えてしまうんだ…

でも、Gだけは、「怖い」という感情が先に来る。

なにもしないのに、なんであんなに怖いのかっていう疑問。


これは、高校の時の地学の先生に聞いた話。諸説ありっぽいから正しいのかどうかは知らん。気になったら各々でググるかなんかしてくれ。

大昔、ゴキブリという生物はとても大きい種類がいたらしい。人間を捕食するほどの。だからきっと、私たちの祖先は、ゴキブリに「喰われる」という恐怖心を常々持って生活していたわけだ。

つまり、今のような殺虫剤を持った人間VS丸腰のゴキブリみたいな人間の勝ちほぼ確!みたいな戦ではなく、槍を持った被食者である人間VS馬鹿でかい捕食者のゴキブリという命がけの戦の画が昔はあったわけだ。

まあ、そんなこんなで、進化が進み、Gは今の姿になったわけだが、その過程は正直今どうでもいい。


ここまでの話を聞いて、私は考えた。

ゴキブリが怖い人間と怖くない人間の違いを。くだらんけどな。


その結果、こんな見解が私の中で浮かんだ。

1.Gが怖い人間は、Gに喰われた祖先がいる。

2.Gが怖くない人間は、Gに喰われた祖先がいない。または、人間を捕食するほどの巨大Gを討伐した祖先がいる。


以上2点である。これらが、過去生記憶(であってる?)として働いているのではないかと思った次第。


そう考えると、とてもいい迷惑である。

私だって、なにもしないGなんかに怯えて生きる人生なんてまっぴらごめんだ。でも実際目にするとやっぱり怖い。


住めば都、習慣は第二の天性なり。

怖くなくなるまでがとんでもなく長いだろうし、なんなら慣れる前に逃げ出すかもしれないが、できることなら虫に、Gに、強い女になれるよう精進したい。


なれるとは言ってない。


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