日本語での育児・教育

カナダも温暖化の影響でしょうか、熱い日々が続きます。
そうなると屋内は冷房ガンガンです。寒いです…
 
さて、私の息子はカナダで生まれ1歳から保育園、その後幼稚園と、英語環境で育っています。当然、英語が彼の母国語になるのですが、私もできる限り日本語で育児・教育をしています。
 言語は、走るのが得意、歌うのが得意、と同じように、得意不得意があると思います。そして本人の興味の有無がとても影響します。どんなに親が努力しても、第二言語の習得は本人次第なのです。
 それを踏まえ、私が日々心掛けている事が3つあります。

1.バイリンガル教育はしない
私がやっているのはただの日本語での育児、教育です。ママは日本語しかわからないことにしているので、家族で食事をするときなどは、ご丁寧に日本語と英語両方で話してくれたり、日本語に訳してくれたりします。
いつまでこれをやってくれるか分かりませんが、こちらもできるだけ英語が分からない体で頑張ります。
 
2.日本語の本・漫画にはお金を惜しまない
子供が興味を持ってくれる間が勝負です。日本から購入するのにはお値段は張りますが、ここはお金をかけると決めたところです。最近では、ドラえもんの漫画を読んでいます。毎回すべての文字を読んではいないようですが、
何度も何度も繰り返し読み、その時々に気の向いたコマの文字を読んでいるようです。
 
3.親も学ぶ(振りをする)
5,6歳児との生活では日々、子供からいろいろな質問を受けます。
なるほど、考えたことないな…という質問から、なんでって、そういうものなのよ、と言いたくなる質問までありますが、子供からの質問には100%答えて、分からないものは一緒に調べることにしています。少しでも印象に残り、言葉を覚えるきっかけになればと思っています。
父親とのしりとり対決は、あきれるほどの長期戦です。でもそのゲームの中であえて、父が分からないふりをしては、もーパパ、違うよといいながら日本語の説明を英語でしています。人に説明する作業は、自分が学ぶ一番の方法です。
 
今のところ、これだ!という画期的な手法は無さそうです。
その子の性格や好みに合わせて、根気良く気長にやっていく、と言う事だと思います。

自分が英語を勉強する時もそうでしたね。

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