Kon

英語圏のワーママ。 日本生まれ日本育ちの留学なしが、独学ので英語を学び、カナダでビジネスアナリストをしています。 仕事と子育てで経験した「これいいね!」なことや、「なるほど!」と思ったことを記録しています。

Kon

英語圏のワーママ。 日本生まれ日本育ちの留学なしが、独学ので英語を学び、カナダでビジネスアナリストをしています。 仕事と子育てで経験した「これいいね!」なことや、「なるほど!」と思ったことを記録しています。

最近の記事

外国で暮らすと違う自分になるのか?

人々が海外に出る理由は様々だが、 自分の中の何かが変わることを期待するという人も 少なくはないだろう。 価値観が変わる、 考え方が変わる、 そして自分のやりたいことが見つかる…。 私が海外に行ってみたいな…と考え始めた頃も(昔々…)、 違う国の文化習慣に触れると 世界が広がって考え方も変わるよ、なんてことはよく言われていた。 私は世界が広がることは大歓迎だけど、 自分が変わることは全く望んでいなかった。 大好きな家族や友達、 美味しいごはんや思い出いっぱいの生まれ育っ

    • 飽きっぽい私の戦略

      私は美味しいものを食べることが好きだし、 そのためなら料理だって嫌いではない。 でも毎日決まった時間に 家族が食べる食事を準備することは簡単じゃないし、できれば誰かやってくれないかと願っている。 なにが嫌いなのか。 それは、何を作るかが決まっていない状況だ。 今日のご飯は何にしようか… この答えのない質問が私の最大の敵。 逆に作るものが決まっていて材料も準備されていれば、 好きなポットキャストでも聴きながら 作業として考えなくても手が動く。 その事に気づいてから

      • 外の世界に出てみることとは

        私は小さい頃から 飛行機に乗って行く「海外」と言うモノにとても憧れてたけど なかなか留学と言う選択ができなかった。 親の意見や経済面の話以前に、 自分にはその決断をする勇気がなかったのだ。 今ある友人や家族との楽しい生活がなくなるのも、 いくら想像してもなにも浮かんできやしない海外での生活に飛び込むのが怖かった。 大学のアメリカ文学史の授業中、 絵に描いたようなおじいちゃん教授が、 手で押さえないと開かないような分厚い洋書に書かれた、 200年くらい前の「詩」の解説をして

        • 仕事で「気を使う」こと

          周囲の人の気持ちを考えることを文化の一つとする私たち日本人。 時々目にする、外国の方の自由に見える振る舞いに、 羨ましさを感じたり、不満を感じたりすることもあるかと思います。 では、外国の人々は気を使わないのかというと、 全くそう言うことではありません。 特に仕事の場面では、はっきり意見を言う文化でると同時に、 ポジションに関わらず、相手への敬意を持って話すことがとても重要なマナーです。 物事がうまくいかないからと言って、怒ったり、不満を言うと、 「感情のコントロールができ

          “自分をアピールする”のが苦手だった。

          英語圏で働いていると、語学力とは別にぶつかる壁が幾つかある。 その一つが“自己アピール”である。 小さい頃から、褒められる教育を受けている人間と、 ○歳なら掛け算できないと、この漢字は読めないと、困りますよ、 と言われながら育った人間には自分の事を説明する際にも違いがある。 日本で働いていた時も、人事効果を書くときに、 やるべき仕事をこなしたけれど、それ以外何か書くほどの事を私はしただろうか…。 と、途方に暮れた記憶がある。 英語圏で、自己アピールのプロたち(に見えて仕方な

          “自分をアピールする”のが苦手だった。

          英語で話すときに、語学スキル以外に知っておくと良いこと。

          私がカナダで暮らしていて、 英語を話をする時に、英語という言語スキル以外に 知っておくと良いことがあります。 以下のようなことは、 職務上必要であったり自分から話出さない限り聞くことは避けた方が良いと思います。人によっては失礼だと怒るケースもあります。 - 年齢 - 出身地 - 血液型(正直知らない人も多い) 日本人同士では、話のタネとして聞いてみて あ、実は私も…なんて言う共通点を見つけては話が盛り上がり、 距離を縮めるのに便利な会話かと思いますが、 文化や習慣が違

          英語で話すときに、語学スキル以外に知っておくと良いこと。

          今日の息子の「行きたくない」理由

          カナダでは新学期が9月なので、 3月から4月にかけて通常の登校日が続きますが、 1週間だけ春休みがあります。   世界一長いとも言われたコロナのロックダウンを経験し、 ついにここ数週間で色々な規制が外されたカナダでは、 完全にではなくとも、少し世の中が元に戻ったような雰囲気が漂い、 ものすごい勢いで人々が動き出しています。   image   そんな週の今朝、 息子は学童に行きたくない!と大騒ぎ。 楽しい科学実験や遊びを本当に良くやってくれるので 行けば本人も楽しむのですが、

          今日の息子の「行きたくない」理由

          愚痴や不満ではなく、改善策を

          大学卒業後、社会人になり 私は職場環境にはずっと 恵まれてきました方だと思いますが、 それなりにうまくいかない事もありましたし、 そりが合わない人も当然います。 しかし、そういう事も社会人生活の一要素として、 先輩や同僚と飲みの場でうまく吐き出し、笑いにする。そういう時間も私は大好きでした。 社会人経験を積み、 同時に世の中の考えが急速に変わった事もあり、 今では愚痴や不平不満、うわさ話は 社会人のマナーとして良くないと より強く考えられるようになってきています。 カナダ

          愚痴や不満ではなく、改善策を

          私は保育のプロではない!

          私の母は専業主婦で、私と二人の弟を育てあげました。 ザ・完璧主義の性格で、世の中の「母はこうあるべき」という圧力以上に個人的な「こうあるべき」という気持ちが強く、 それはそれは家事も料理も完ぺきにこなしていました。 母とは性格が異なる私は、すでに十代の頃から、 将来子供をもっても私は母の様にはできないなー、 と全く自分に期待をしていませんでした。 そしていざ母親になり、産休中はそれなりに私なりに子育てに奮闘し、 他の多くの新米ママと同様、1歳から子供を 保育園に預ける罪悪

          私は保育のプロではない!

          目に見えた子供の成長

          今日は嬉しいことがありました。 コロナが始まって以来、サッカーや水泳の習い事がことごとくなくなり、 吸収力抜群な年齢の息子が毎日家で退屈している姿に 焦りを感じていました。 3歳からバイオリンを習っていた自分の経験をもとに、 小さいころのレッスンなんて、音の微妙な違いを求める訳でもないし、 これはオンラインで十分なのではないか?と、思い立ったら吉日! 去年の9月からオンラインレッスンを始めました。 最初は本人も乗り気でしたが、 そのうち日々の練習にとりあえず、やだ、と言

          目に見えた子供の成長

          子供にデバイスを与える方法

          8月もあと2日。 カナダでも日本語学校の宿題はたくさんあります。 コロナの影響でずっとオンライン授業でしたので、 宿題もデジタル化したものがあります。 このデジタル化された宿題、 夏休みの最後に一気に…とはいきません(笑) やった日と時間が記録に残るのです! 親として、計画的にやらないことはお勧めしませんが、 夏の風物詩的な夏休みの宿題追い込みも やりにくくなったのですね。 さて、年の近い子の親同士の間で、 子供にタブレットなどをどう与えているか、と言う話は良く出ます。 要

          子供にデバイスを与える方法

          子供の育て方

          今の上司のもとで仕事をして2年数か月。 上司は独身の女性で、 キャリアを求め、MBAも取得済み、 年二回の海外旅行に、マンションも車も所有。 パワーに溢れる女性です。 共働き子育てバタバタ生活の私 とうまくやっていけるか当初は心配しましたが、 「賢く独立した女性」をモットーに、 コロナ前もコロナ中も私の状況をよく理解してくれ、 マイクロマネージメントはせずに 「上手くやりなさいね」と とてもフレキシブに働かせてもらっています。 先週、そんな上司と同僚とランチをしました。

          子供の育て方

          親としての責任

          最近見たアメリカの医療系テレビドラマで気になるセリフがありました。 10代の娘がドラッグをやり家出、妊娠という全部盛りのような状況で、 生まれた赤ちゃんを里子に出すという理由でその病院に来ました。 そこへ実の両親が駆けつけて、生まれた子、つまり孫にあたるわけですが、 孫を引き取ると言い始め話が始まります。   担当医師と二人きりになった娘の母親は、 「私の事、ひどい母親だと思っているでしょう? 私はいい母親だったのに、なんでこんなことになってしまったのかしら…」 と泣き始めま

          親としての責任

          教えるより環境作り

          息子の誕生日は、泊まりで出かけたので、 ケーキの機会を逃したので1週間遅れで作りました。 ケーキを食べたかったのは、私です。 今朝、息子が私の父とLINEで話をしていました。 「ママのiPadの充電があと8%しかない。 いつもママは20%ととかで、全然100%にしないの。だめだよね。」 と、まあどうでも良い話をしていたのですが、 私の父は6歳なのに%がわかるのかね、と感心していました。 確かに私も%は小学校で習うまで、 知らなかったというか、口にすることもなかったと思いま

          教えるより環境作り

          日本語での育児・教育

          カナダも温暖化の影響でしょうか、熱い日々が続きます。 そうなると屋内は冷房ガンガンです。寒いです…   さて、私の息子はカナダで生まれ1歳から保育園、その後幼稚園と、英語環境で育っています。当然、英語が彼の母国語になるのですが、私もできる限り日本語で育児・教育をしています。  言語は、走るのが得意、歌うのが得意、と同じように、得意不得意があると思います。そして本人の興味の有無がとても影響します。どんなに親が努力しても、第二言語の習得は本人次第なのです。  それを踏まえ、私が日

          日本語での育児・教育

          2021年の平和の祭典から学ぶこと

          4年に一度だからと言って、オリンピック観戦という名目のもと、結局ずっとテレビを見ている事、3日目。こんなことで良いのかしら… 平和の祭典という名の通りオリンピックを見ていると、日々のニュースで見聞きする世界の悲しい、許しがたいニュースが嘘で、世界はなんて平和で友好的なのだろうという気持ちになり、心が救われました。人々が同じ方向を向いて誠実に努力する姿というものは、なんとも見ていて心地の良いものです。特にコロナが広がって以来、閉塞感や人々の不満がぶつかり合うのを目にしてきた1

          2021年の平和の祭典から学ぶこと