冷えについて

こんにちは。暖かい秋🍂ですねぇ。

皆さま「冷え」ていませんか？
冷えというのは厄介です。
一度体温が下がってしまうとこれを上げるのはとても大変なんです。なぜか？
体温が急激に上がったり下がったりすることは
生命を脅かすからです。
熱が出た時を考えていただくとわかると思いますが、普段より０.5度程度上がっただけでも、熱っぽい、体がだるい、などと感じませんか？

人間には恒常性(ホメオスタシス)がありますので、簡単に体内変化が起きないようになっているのです。

そして、冷えの原因にも様々あります。例えば若い人と、高齢者の冷えは全く違います。
若者の冷えは末梢循環障害のことが多く、高齢者の冷えは自律神経失調、新陳代謝不足が主な原因です。
しかし最近は若い人にも自律神経失調が増えています….(電磁波、衣・食問題、うつ、お風呂レス、デスクワーク)。
様々な要因が絡み合って低体温、冷えが引き起こされます。

それから、冷たいものを飲みすぎると体を冷やすと勘違いしている人も多数です。
単に温かいもの、冷たいもの、ではなくて、体を温める食材、体を冷やす食材を理解しないと、飲み物はいずれも水なので、飲み過ぎは体を冷やします。(では何故冷たい物を控えてと言うのかはまた別の機会に。)

温冷の極端な例ですが、南極隊は温かい飲み物は飲まないそうです(今は分かりませんが)。命に関わるからです。体は熱いものが入ってくると体温を下げようと動きます。極寒の環境で深部体温を下げることは死につながります。
なので、暖かい方が身体にいいと言う訳ではないんですね。

そして体の変化は一朝一夕ではダメということです。現代は結果にスピードを求めがちですが、
それだけの変化の速さは、体には負担になることも考えなくてはダメです(例外はあります)。
自然のサイクルに合わせて体も変化するのが理想ですね。

全ての身体の修復において冷えは大敵です❗️
日々の養生での冷え改善指導もしています。
ちなみに私は思春期の時の平熱より、今の方が若干高いです。一緒に冷え改善していきましょう🎵

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