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丁子は御守り

本日は、雑誌の取材を受けました。
お題は「クローブ水」ですが、
丁子が大好きなので、話し足りないくらいw

丁子は日本に絹と一緒に伝来したと言われていて
魔除の薬玉や、日本刀のお手入れにも使われていたそう。

実は歴史は古く日本人の御守り的なハーブ🌿
スパイス、現代ではファイトケミカルとしても注目される。
豊富なポリフェノールで抗酸化作用があり美容にも🙆‍♀️

西洋ではポマンダーとして17世紀のペスト流行時に
聖職者、お医者さんも持ち歩き、女性はクローブを入れるために
スカートにポケットを縫い付けたとか。

アーユルベーダや漢方はもちろん、歯痛や口臭消し、
整胃作用としては知られておりますが、血行不良や肝障害、
癌にもいいとか、糖尿病に効果があるなど、今も世界中で
様々な研究がなされていて、その効果はいづれもっと広く
これからも注目されるのではないでしょうか。

正倉院にある「お宝」のスパイスの中の一つ。
そして本当にお宝として「宝尽くし」の柄に描かれている
仏宝。貴重な薬であり香料でした。
そんな着物好きにも馴染みの深い丁子。

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真ん中の、丸が三つ付いて交差している文様が丁子

草木染めの、丁子染め。これも平安貴族に愛された
丁子色。はなんとも優しい黄色〜ベージュ。
今日は丁子染めのたびっくすを履いている。
温泉旅館にもたまに置いてあり、嬉しくなります。

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旅館に置いてある丁子染の足袋に付いていた栞

源氏物語の中にも丁子の香りが描かれていて
源氏はこの香りに惹き寄せられて…

丁子紋。これは男性のアレという説も。
九州方面の豪傑に多いそう。納得。

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家紋主義宣言 西村昌巳さんの本より

そして私のお話しした「クローブ水活用法」はといえば、

・レモンと蜂蜜と一緒に漬けた蜂蜜レモンクローブ水を、飲む。
飲みにくい場合は、水、炭酸水で割って。

・丁子水は霧吹きボトルに入れて、殺菌水として
まな板や手に。皮膚から、うがいにも使用。

・そのまま噛んで食べる。胃の調子が悪い時。

・袋に入れて、タンスの中に防虫剤として。
部屋の隅にも置いておくとG避けとしてもいいかもしれません。
築年数20年以上のマンションですが、うちではGは見た事ないですよー。

・そして魔除けとして御守りに持ち歩くw
形も可愛いし、小さいので邪魔にならないです。

私は鍼灸とともに、色々な身体に良いものを実験しながら取り入れておりますが、この仕事をやっていて、一番の効果として冷え性が改善されたと実感していて、その効果の一つに、クローブ効果があるのではないかと思っています。

本当は鍼灸師はよもぎの効果もお伝えしたいところなので、別に書きます。
今日は丁子と言う事で(^^)

※丁子油(オイゲノール)などのアロマオイルを利用の時は作用が強いので、アロマテラピストや、はたまたお医者さんにご相談を♪

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