お金に縛られない生き方って。

最近よく考えていることですが、
だいたい、おかねってなんなんだろう?

大西つねきさんの動画配信を最近よく見るようになりました。
とても勉強になる。お金の話はとてもわかりやすくて、目から鱗。

彼の主張の中で際立つのは「個人個人が自分を安く売らない生き方をする」「お金に縛られない生き方をする」ことが大事いうこと。

そう考えると、まず安いものを買うのは、お金を溜め込むのはどうしてだろう?という疑問が湧く。

もちろん、貯め込むほども余裕がない収入だから、という人もいると思うんだけど、そこは一旦議論として置いといて、ある程度余裕があるとされる家計を想定して議論してみる。

100円でもいいから安いものを買おう、ポイ活で節約しよう、無駄なものを買うのを控えよう、
これはどこから生まれる行動なのか。
それに対処しないと、お金に縛られない生き方ってできないんじゃないかな。

①将来への不安
これは間違いなくあると思う。
老後の不安、病気や事故にあった時の不安、子供の将来への不安、
働けなくなったら・・・
会社が倒産したら・・・
地震がきたら・・・

今はいいけど明日はどうなるかわからない
自分や自分の大切な人が飢えや安全上の理由などで苦難に落ちることがないように、貯め込む。

②余暇の消費活動のため
もうひとつなんとなくあるかなと思ったのが、
貯めて貯めて自分の趣味や余暇活動に使うパターン。

労働と衣食住以外のところに、自分らしさの根本がある人間は多い。
いつもの生活と切り離されたところに価値を見出し、そのために貯め込むことだ。

溜め込んで使うのだから、お金が回るからいいじゃないかと思うかもしれないが、これには問題があると思う。
こういったサービス業(昔は第三次産業とか言って習ったな)にのみお金が回る、つまり第一次や第二次産業のような人が生きる上で必要な産業からお金が吸い取られ、第三次産業に流れる構造になっている。

そりゃ、旅行にも行きたいし、好きなアーティストのライブには行きたいし、ブランド物は買いたいし(私は興味ないけど)、趣味に没頭したいよね。そして現代においてそれはべらぼうにお金のかかることになってしまった。

①の不安

②の息抜きって、ほんとに人生にとって不可欠でどうしようもないものに思える。

これを解消する方法を見つけないと基本的にお金に依存して生きることにある。

理想は
①ちょっとは人生に転んでも、だれかが助けてくれるしなんとかなるよね、って世の中になる
②お金のかからない息抜きが主流になる

だけど
①コミュニティの復活か政府によるサポートの充実
②今あるいろんな産業の衰退・・・(みんなで農業工業労働へ!!)

ってことになるから、前途多難な気がしますね。

今日は以上。


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