リアルを描いているドラマかな
【コントが始まる】4話、観ました。
瞬太(神木隆之介さん)とつむぎ(古川琴音さん)の回、でしたね。
瞬太の母親嫌いエピソード、ドラマ的にはちょっと弱い。もっと息苦しくなるような、視聴者が「そりゃ、嫌うよね」と納得するような描き方、あると思うんですよね。
でも、多分、あえてそうはしなかったのかなぁと。過剰じゃない描写がこのドラマに合っている感じがします。
春斗(菅田将暉さん)と潤平(仲野大賀さん)に病院に行くよう言われて、瞬太が「誰も俺の気持ち、わかってくれない」と。他人から見たら最期くらい行ってやれと。そう思ってしまうくらいの確執。でも、本人からしたら長年積もった〝澱〟みたいなものがあり、そう簡単に解消できない気持ちで。
その気持ちに何だか寄り添えるのがつむぎ。
正直、つむぎの瞬太への説得のセリフも特段良い!ってわけではなかったと思うのですが、つむぎが言うことで意味をなすといいますか。
それまで描かれたつむぎの人となりが活きてくる。
真壁先生(鈴木浩介さん)が良かったなあ。
〝続けるべきか解散すべきか〟の教え子からの問いに、迷いなく「解散した方がいい」と。
確かに、18から28の10年間と28から38の10年間は…だいぶ意味も重さも変わってきますもん。
恩師の言葉を受け、また若者は思い悩むわけですな。
次回も観たいと思います。