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いいドラマだったなぁ

【大豆田とわ子と三人の元夫】最終回、観ました。

母の、出せなかった恋文を見つけるとわ子(松たか子さん)。
その恋文の存在を実は以前から知っていた唄(豊嶋花さん)がその相手に会いに行こうと。
なぜ、と問うとわ子に、
「おばあちゃんが生きた人生は、私の未来かもしれないんだよ」と、唄。

恋文の相手、真(風吹ジュンさん)は女性で。
「大豆田」と名乗ると、何かを察したように家に上げてくれる真。

部屋に上がり、寄り添うように置かれている2足のバレエシューズ。
この演出よ。

唄の「恋人だったの?」からの会話劇が素晴らしかった。
セリフはもちろん。
3人の演者のセリフの間合い、表情…視線、瞳の揺れ、涙…。
リアルさ、ではない。しっかり“演技”で。でも、自然で。イヤミもわざとらしさもあざとさもなく。伝わってくるものが、このシーンにはあったように思います。

父・旺介(岩松了さん)とのシーンも、まさにうまく意思疎通がしてこれなかった父と娘って感じで。なんだか、じんわりしました。

最後は三人の元夫たちとの相変わらずのやり取りで。特別感がないところが良かった。傑作。

1話1話、最後まで、本当に楽しく視聴させていただきました!

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