生涯育休宣言を手伝ってくれる人を募集します(プロボノライター)
株式会社女子マネの中里です。2020年2月に愛娘を産みました!
現在育児をしながら少しずつ働いています。
仕事はしているけど、対外的には育休中ですが、育休ってなんて素晴らしいの!!と思って【生涯育休宣言】をしてしまいました。
生涯育休宣言、大きな反響を頂いたので、その気持ちの受け皿を考えた
最近は子育て記事ばかり書いていたのですが、今日は仕事の話をします。笑
育休宣言をしたのち、賛同してくれる人が沢山集まって、何か手伝うよ!と言ってくださるので、色々考えてみたんです。何を手伝ってもらうのがいいんだろうか…(゜゜)
ギフトという生き方を体現しているお友達の石丸弘さんみたいに、寄付を求めるか…(゜゜) 石丸さんは、自分が出来る事で相手に貢献して、その対価をその受け取った人からは貰いません。
石丸さんは、その生き方に賛同する企業や個人からの寄付(と言う言い方で正しいのか)で生活しています。家もそうなの(!)。ペイフォワードを人生まるごとかけて地でいってる方です。
石丸弘さんの支援ページ
とか、色々考えてみたんですが、私は乳児の育児中で、お返しできる時間がかなり限られているので、うーん、どうしたもんかなと考えていました。
そこで思いついたのが、賛同してくれる人と一緒になにかやれたらどうだろう?ということ。結局、「一緒になんかやろう」が好きなんですね。
株式会社女子マネは、コミュニティ運営のお仕事にあわせて、そのコミュニティの記事を書いたりしていたら、メディア単体でも執筆のお仕事を頂くようになりました。そのメディアや記事を書くことで、今回ひとつのプロジェクトができるかな?と思い立ちました。
育休的働き方を広めるプロボノライターを募集してはどうだろう
この”育休的”っていうのは、1日数時間だけ働いて、それ以外を家族のためと、仲間のためと、学びのために時間を使うことです。
ちょうど、昨年の秋から働き方のためのメディアを構築していて、その最終調整段階でした。メディアの軸を何にしようか、と考えていて、出産をして一次中断していたのですが、いよいよ外側が出来上がりまして。
どういう軸で、誰をどのように取材するか、ということも協議しなくてはならなりませんね。これから、働き方も価値観も、かなり変わってゆくと思います。その転換点に立っています。望ましい方向に社会を変えるために、コロナが落ち着いたあとにどのような選択をして、行動するのかが問われています。
いま、とても大変だけど、すごいチャンス。
そこでこのメディアは、家族を大事にした働き方にシフトできるような考え方や生き方、その変遷の軌跡などを取材できたら楽しいかもな、と思っています。
そしたら、想いはあっても記事を書いたことのない人に、ライティングの方法をお伝えしないとな、と思って、今日のタイトルになりました。(前振りが長いですが)
私が読みたい面白い記事のポイントってなんだろう
読んで面白い記事があれば、そんなに心を動かさない記事もある。
せっかくメディアを立ち上げるなら、読む人の心を動かし、選択がふえて、行動が変わるキッカケを提供したい。
手前みそですが、私たちの記事は、取材をした相手に「これまで受けた取材のなかで一番好きな記事です!!」って言ってもらえることが多いんです。
例えば会社員からフリーランスになった本橋へいすけさんの、書き始めたブログが3ヶ月で取材が来たときの軌跡を追ったこの記事とか、
先日公開した、こちらの記事も。
良い記事は、良い取材から。
良い取材ってどうしたら出来るかと言うと、驚くチカラだと思っています。
驚くチカラを大切に
相手の話を聞いていて、「えっ!アンビリーバブル!」って驚くことありませんか?
私はしょっちゅう驚きます。
「えー!私の思ってたのと違う!」
「これ私が思ってる常識と全然違うじゃん」
そういう疑問を、インタビューの中ですぐぶつけるんです。
「えっ、それって批判されませんか?私ならイラっとする」
「ちょっと狂ってますよね(笑)」
とか言う。
聞き手としての、ギャップをぶつけるからこそ本人のユニークさを引き出せる。「なんで人と違うことやってるの?」というところに、本人にとっては強烈なコダワリや想いがあるところ。
でも、それを聞けない人が多い。そういうプロの聞き取りのライターじゃないからかもしれませんが、これって普段のコミュニケーションでも仲良くなる時ってそういう会話じゃないかな?
一歩踏み込んでみると面白くなる。
取材のコツは驚くこと。
みんな驚いているけど、それを出さない
なんでかって言うと、いくつか理由はあると思っていて
・自分の驚きを軽視している。
・自分は驚いたけど、「もしかしたらこの界隈では常識かも知れない…」って引いちゃって聞かない。突っ込まない。
・なにか正解が他にあると思っている。
・自分に自信がない。
・普段から自分の気持ちを殺し過ぎて驚きの感情が湧かない。
だから、さらーっとした他でも検索できるような記事になってしまう。誰でも日本語が書けるから、ライターになっているけど、そういう記事はつまらない。
すべてはコミュ力に帰結する
これは記事にとどまらず、普段の友達づくりや仕事の関係でも同じこと。正解は人の数だけあるからして、私はこのように思います。何の仕事であっても、最終的には人間が買ったり触れたり読んだりするので、結局コミュニケーション能力。人に接しない仕事だったとしても、自分とのコミュニケーションが出来ていないとダメだから、結局コミュ力に帰結する。
正直に思ったことを言う→反応がある
そのやり取りのなかで、関係を育んだり、記事なら記事の、仕事なら仕事の、家族なら家族の目的を相手と達成すれば良いんじゃないか。
突っ込みすぎて怒られてもリカバリーできる
大丈夫。怒られてもリカバリーできる。というか、怒られながらじゃないと、人間関係構築能力が上達しないから、近場で怒られておこう。
踏み込み方がわからなくて大舞台で怒られると取り返しがつかない。というか、近場で怒られるところも避けていたら、近場から出られず遠くの大舞台には到達できない。
でも、リカバリーできない場合もあります。相手が病んでたり、共通の目的に同意してなくて悪意があるとき。
だから、踏み込む相手は選びましょう。
・共通の目的がある
・悪意がないこと
・心身ともに健康
この3点があれば、取材というか、仕事でも家庭でもね、その相手との人間関係はうまくいくと思う。経験則だけど。
私が素直に質問して、ぎょっとされたこともある。
たとえば、LGBTの人に初対面で会って、「あれ…男のひと・・?どっちですか?」って早々に聞いて周囲にびっくりされたり。
でも、そしたら当の本人は「あはは!そうやって聞く人はじめてー」と笑ってくれた。
営業電話してた時に、電話に出た人事担当のおっさんが、あまりに見ず知らずの私に愚痴をこぼすので「こんな新人に電話口で愚痴をいうような仕事させまんから、アポイントください。」と言ってアポを貰って、受注したり。
スポットライトの当たらないような日常の言葉にならない真実の一瞬を言葉にしたい
とう気持ちがあります。
だから、率直に自分の疑問や想いを言葉にして、相手と一緒に深みにはまって(笑)色々と奥にしまってあったモヤモヤとか葛藤とか、そういうものを引き出して、その葛藤のなかからその人が並べた選択肢と、つかんだ結論を文章にして、世に出してほしいなぁ。
どんな風に進めていくのは未知数ですが、今朝、娘が朝寝をした時間で、ここまでを思いついて書いています。
【生涯育休宣言】に賛同して、なにか手伝いたい!と思ってくれた方で、書くことが苦じゃない人は、メディアで面白い働き方の人を見つけて、取材してください。そこには必ずあなたの驚き!驚くチカラを素直に発揮して取材をして、記事を書いてください。それを読みたいです。(なんて贅沢な)
人は誰しも、ほかの人には語れない物語をもっている
それでね、ずっと書き続けなきゃいけないんじゃなくて、たった1記事でもいいです。文章書きのプロじゃなくても、人には人生に1つか2つ、他の誰にも語れない、その人だけの物語があります。そして、そういう人の物語を引き出せる関係性の相手が、誰しも数人はいるものです。
毎回引き出せるのがプロだとして、プロじゃなくてもそういう情熱を傾けられるインタビューが相手が必ずいるもの。その相手が、今回の働き方というテーマに合っていたら、ぜひ、たった1記事だけのプロジェクトを私と一緒にやりましょう。
そういう一期一会って人生を楽しくすると思いませんか。私は思う。
ということで、プロボノライターを募集します
昨日の記事の反響をうけて、ただ「ありがとう!」っていって置いてけぼりにしていたら、応援するよ!って言った相手の気持ちを受け取っていないって感じになるんです。
だから、どんどん気持ちは受け取りましょう。頼もう、助けてもらおう。そういう時代なんじゃないかと思います。みんなも、応援の気持ちは受け取ろうね。
ということで、私は盛大に受け取りますよ。なんか手伝いたい!って思った人や、この人は目から鱗な働き方をしているよ~!という人がいたら、ぜひ教えてください。そしてあなたが、記事を書いてください(笑)
ライティングのディレクションとか手伝うよ~写真を提供するよ~とか、メディアの立ち上げ周辺で何かできる方もいらしたら募集します。
パラパラと連絡がきても大変なので、応募フォームつくります
・あなたのお名前
・あなたのお立場
・その立場からみて驚いた人
・その人の記事を読んだ人に何が伝わりそうか
ということを教えてください。
https://forms.gle/Tg5Bhrp2oQW1mFoY8
普段からよく喋っているお友達は、私のSNSに連絡をください。
https://www.facebook.com/MomokoNakazato
シャイな方は上記の応募フォームからで大丈夫です。笑
それでは、娘のお世話に戻ります♪