【体臭改善法】臭いとフラれた男がいい匂いと言われるまでにしたこと
こんちには。こもくです。
もう10年以上も前の話になりますか、当時お付き合いしていた彼女と別れ話になりまして。
本当に好きな彼女だったので私は別れたくありませんでした。直せるところは直そうと思い、彼女に理由を訊きました。
彼女の答えはこうでした。
・・・泣きました。それはもう盛大に。慣用句的な意味ではなく、直接的な意味で枕を濡らしました。
言われてみると、電車などで隣に座っているとき、彼女は徐々に距離をとっていたような気がします。
正直、「もしかしたら自分は体臭が強いのではないか」という疑惑はもともとありました。親族に指摘されたことがあったり、電車で自分の周りだけ人がいないことがあったりしたからです(後者は気にしすぎだったかもしれませんが)。
ただ、大好きな人に嫌がられるほどだとは思っていませんでした。認識が甘かったです。
それからというもの、頑張りました。もう二度と愛する人を体臭で失わないべく、頑張りました。
そして、今では臭いと言われることもなくなり、むしろいい匂いと言われることも多くなりました。
本記事は、そんな私が体臭ケアのためにしていることのすべてを綴るものです。体臭に悩む方々のお役に立てたら嬉しいです。
■本記事の読み方
本記事では色々な体臭ケア法を紹介していきますが、効果的なものから順に並べていきます。したがって、上からそのまま読んでいただければ大丈夫です。何もしていない状態からスタートして順番に試していってください。
■最低限の準備として・・・
・1日1回の入浴
湯船に浸からなくてもよいので髪と身体は毎日ちゃんと洗っておきます。
シャンプーもボディソープもシーブリーズを選んでおけば消臭という観点ではまず間違いないです。
シーブリーズの商品って夏の汗対策のイメージが強いかもしれませんが、一番匂いが気になる夏に対応できるということはその他の季節には余裕で消臭できるということです。私はこのシーブリーズに全幅の信頼を寄せていて、オールシーズン使っています。
・洗濯
洗えるものは一度着る度に洗濯しておきましょう。
洗剤だけを使う場合は何でもよいと思いますが、柔軟剤まで使う場合は癖のない匂いのものを選んでおきましょう。「いい匂いだから香水かと思った」と勘違いされることも多い、私が愛用しているランドリンを紹介しておきます。
柔軟剤を使う場合は注意していただきたい点があります。表記されている使用量を絶対に守るということです。
使用を繰り返していくとやがて鼻が慣れて自分では柔軟剤の匂いを感じにくくなりますが、その自分の鼻を基準に使用量をいたずらに増やしてしまうといわゆる香害が発生してしまうので本当に注意してください。
・消臭スプレー
洗えるものは都度洗濯するべしという話は上でした通りですが、身に纏うのは都度洗える服ばかりではないはずです。例えばスーツやコートといった服は自宅では簡単に洗えません。着る度にクリーニングに出すというのもあまり現実的ではありません。
そこで、そういうアイテムには着用後に消臭スプレーをかける癖をつけていきましょう。
着用後に毎回シュッシュします。日々の手入れを消臭スプレーでしておくと、クリーニングを利用すべき頻度は少なくできます(クリーニングを全くしなくてよいということではないですよ、最低でもワンシーズンに1回は欠かさずに)。
■もう臭いとは言わせない・・・
ここまででお伝えした「1日1回の入浴」「洗濯」「消臭スプレー」を徹底していただければ大半の方はもう体臭的な問題が発生しなくなると思います。
大半の方、というのは一般的な体臭レベルの方という意味です。
私は一般的な体臭レベルでないので、上の3つだけではまだ足りません。追加でしていることを挙げていきます。
・朝シャン(朝シャワー)
私は体臭が発生しやすい体質なので、夜にしっかりお風呂に入っても寝てる間に匂い菌が溜まり翌朝には匂います。
そんな私は朝シャン(朝シャワー)を徹底しています。少し寝坊してしまったときには朝シャンではなく朝ご飯の方を抜くくらいには徹底しています。
髪は過剰に洗うと禿げるという噂を聞いたので、夜にきちんと入浴していた場合は朝シャンでは髪はお湯で流すだけ(寝癖を直す意味もあります)です。身体は夜も朝もボディソープでしっかり洗っています。
・昼ボディシート
朝シャンをしっかりしても日中に匂い菌がどんどん発生していきます。
昼シャンをするのは多くの人にとって難しいと思うので、代替案としてボディシートが挙がります。トイレの個室等で、匂いが溜まりやすい首の後ろと脇を中心に一拭きします。
基本的には昼休みの1回で十分だと思います。ただ、夏の季節は汗をかく度に行った方がよいかもしれません。私は朝、職場に着いたらひとっ拭きしています。
ボディーシートの中にはシトラスや石鹸の香りを謳う商品もありますが、だいたいが安っぽいまたは癖のある匂いなので選ぶべきは無香料です。
・脇デオドラント
脇が臭いやすい私には欠かせないアイテム、脇デオドラントです。これを朝塗る、汗をかいたらボディシートで拭いた上でまたこれを塗る、としていたら脇の匂いがやがて気にならなくなりました。
・炭酸シャンプー
頭皮の匂いが気になる人には、4日に1回程度のスペシャルケアとして炭酸シャンプーを紹介しておきます。
泡で出てくるシャンプーです。通常のシャンプーをした後、ピンポン玉くらいの大きさを手にとって頭に塗ります。
ポイントは3分程度放置することです。
私はかつて炭酸"シャンプー"という名前からすぐ洗い流すものだと思っていて、それを美容師さんに話したら「それは何も意味のない使い方」とバッサリ否定されました。数分放置することで頭皮の汚れをしっかり落としてくれるみたいです。
シャンプーとしては割高に見えますが、4日に1回の使用で1年以上使えているのでコスパとしては悪くないように思います。
■いい匂いと思われたい・・・
私は以上のことを行い、少なくとも臭いと言われることはなくなったし、臭いと思われているような仕草をされることもなくなりました。後者に関してはもともと被害妄想だったのかもしれませんが、いずれにしても自信はつきました。
ここまでご紹介してきたのは自身の悪臭をなくすためのものです(厳密には柔軟剤は匂いを生じますがあくまで柔軟剤なので仄かな程度です)。
自身の悪臭をなくすことに成功した私は次のステップを求めるに至りました。
いい匂いを纏いたい、と。
そう思った次の瞬間には香水を探し始めていました。
・香水
香水を選ぶ際のコツをお伝えします。相手にいい匂いと思わせるためだったらとにかく評価が高いものを選ぶことです。
自分の好きな香りを纏ってテンションを上げたいなら自分の好みだけで香水を選べばよいですが、周りからの評判を気にするならそういう訳にはいきません。香水の中には万人に好まれやすいものとそうでないものがあるからです。
「評価も高く自分の好みにも合致する」香水が見つかればそれが一番ですが、次点として「評価は高いが自分の好みにどハマりする訳ではない、でも妥協はできる」香水が考えられます。
自分からの評価を妥協してよい理由は、自分的には多少好みでない匂いだったとしても、毎日つけているとそのうち鼻が慣れてどうせ自分では匂いを感じなくなるからです。
それに、自分で香水を楽しもうという思考は少し危険です。香水を自分で楽しもうと思うとつける量を増やすしかないので、香害と化してしまうリスクが高まるのです。
香水を自分で楽み続けるのは結構大変で、複数の香水を所持し、香水をローテーションすることで鼻を慣らさないようにするなどの工夫が必要なのです。
香水はあくまで周りの人への印象を高めるものと考えるべき理由が伝わったでしょうか。自分の好みより評判の高さを基準に選んでいきましょう。
さあ、では万人ウケする2つの香水をご紹介します。好まれやすいジャンルとしてお伝えした柑橘系(ヴェルサーチ)と石鹸系(アッカカッパ)の香水です。
私は香水が好きで、何十種類もつけては周りの評判を伺ってきましたが、上の2つが圧倒的に高評価でした。無難の域に収まらず、間違いなく好印象を与えてくれます。
これらの香水は4〜5時間程度で匂いが消えるので、もし1日中いい匂いを保ちたかったらアトマイザーに入れて持ち運びます。
1回につける香水の量は3プッシュを遵守しましょう。どこにつけるかは好みがありますが、私は左手首に1プッシュ、右手首に1プッシュ、おへそに1プッシュしています。
ここまですればあなた様もきっといい匂いと言われることでしょう。
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体臭ケアと同じように「清潔感をつくる」という意味で大事な肌ケアについても記事を書いています。良かったらご覧ください。
■まとめ
本記事でご紹介した体臭ケアのためにすべきことをまとめます。上から順に優先順位が高いのでその順番で試してみてください。
体臭に悩まれているかもしれないあなた様の世界が変わりますように。
それでは!