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「自分でビジネスしよう」と思う人が学ぶべきこと

世の中にはいろんな職業と仕事があるから、特に自分でビジネスしよう。なんて人は、ちゃんと勉強した方がいいよー。というと勉強の仕方を間違える人が大量発生する話。

あのさ、なんでみんなビジネスしようと思ったら
Instagramで上手に写真撮ることだけ練習して
見積書の書き方、請求書の出すタイミングもわからないままでいるんやろか。

どこかの誰かがホテルのラウンジでキラキラしている時間に
20代そこそこの金髪ヤンキー上がりの兄ちゃんが、PC叩いて、土木工事の見積書を作成し、現場で汗を流して施工し、終わったら分厚い報告書をつくって稼いでるんだぜ。そんな世界線があるのを知らないんだろうね。

月商7桁をめざそー。
ってね。
昔からあり、これからもある、
日本のインフラを支えるビジネスは、まさにとっくの昔から
”桁違い”のビジネスをやっています。

市場が大きいということは、
ライバルが多い。ということでもあるけど
それだけ、仕事が得やすい。ということでもあるんだけどな。
そういう現実知ってるのかなー。

そういうことを知った上で、理解した上で、
自分の特性と経験を勘案した結果、
SNS上のB2Cのパーソナルブランディング合戦みたいな市場をあえて選んでいる。というのならわかるけど。

占い師とカリスマと宗教家と詐欺師の中間みたいな人の
セミナーと講演と雑談とマスターベーションを混ぜたような話を聞いてりゃ、
願えば私もいつか億万長者!
ってさ。

ま、まさか。
作業着はダサくて、ドレスは綺麗だから!
なーんて理由でビジネス選択してねーだろうな…。

600社以上も採用コンサルしているので
「うわぁ。この会社、向こう何十年も仕事はすでにあるのに、次期経営者不在じゃん…。ここに10年勤めたら、経営者…。いや最低でも役員だなぁ。」
なんて、会社にたくさん出会います。
すでに、チャンスは転がっているのが高齢化日本の現実です。

僕にはそれこそ安定に見えるし、夢のような世界に見える。
SNSとうすっぺらいブランディングのスキルに安定と夢を見ている人は、ただただ働くことから逃げている、自分を動かすがの億劫なだけの人たちなんじゃないかな。

自信がないのか、ただ怠惰なのか知らんけど。とにかくもったない。
目の前の現実をみればいいのに!

これからは、「現場」がある仕事はめちゃくちゃ安定すると、踏んでいる僕です。

自分の家の半径100mにあるお店と企業のビジネスも理解してないのに、セミナー会場とSNSで、何を得るというのだろう。

ビジネスとは目の前にいる人の財布から、お金を出してもらって自分の財布に入るまでの行為であるという現実を忘れてはいけない。
生々しいものなんだけどな。肉みたいに。

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