求人広告の書き方で一番、教えるのが難しいこと
求人広告の書き方を教えているときに
一番、難しいのは
「相手目線の持ち方」です。
例えば「求める人物像」みたいな項目の箇所に
・コミュニケーション能力のある方!
なーんて書く事業者さんが多いのですが
実はこれ最悪だと思っています。
だって、相手の身になってみて考えてください。
「あなたはコミュニケーション能力がありますか?」
と聞かれて
「はい!私はコミュニケーション能力あります!!」
って、自信満々に答える人って…。
傲慢で、思い込みが激しい、むしろコミュニケーション能力がない人じゃないですかね?(笑)
コミュニケーション能力にもいろいろあります。
・読めない漢字も上司に聞ける人!
とか
・お客様に声かけられたら無視はしない程度
とか、職場によって求められるコミュニケーション能力は違うです。
このように、僕は最初っから相手目線に立つことができるのですが、できない人はできないようで、
自分が当たり前にできることを人に教えるのが一番難しいなーと思っている今日この頃です。
なのでコンサルする場合は、そこは丸投げしてもらうようにしてますが、公的な専門家派遣や採用力を自らつけてもらう必要がある担当者さんには、そうもいかず。
1つヒントは、「想像力」だと思っています。
想像の「想」。相手の心をおもう。のが想像。
一方で「思う」。は田んぼに心。
自分の田んぼのことばっかり考えている状態。
同じ、おもう、おもいやる。でも
相手のことをおもうか、自分のことをおもうかで
変わってくる。ということでしょう。
なので、僕の採用コンサルでは
想う相手を必ず決めてもらうことから始めますし
世の中の伝わらない言葉の要因は
相手を決めずに、ふわっと発信しているからだと分析しています。
ちなみに僕は想う。という漢字が大好きで
自分の子供の名前にも使っちゃうくらい大切にしています。
僕もいつもはできないのだけれど
できるだけ相手を想って、やっていきまーす。