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「機械やロボットで仕事がなくなる」と言われていたブルーワーカー的な仕事がむしろ今、高収入につながる傾向にあります。

AIの発達で、なくなる仕事と残る仕事!的な危機感を煽る、書籍・記事・動画が増えてきてますね。

僕は何百社と採用の相談を受けているので、人よりも多種多様なお仕事や職場をみてきております。
しかも、どこどこ業界の専門家。ということではないので知見に、業界・職種の偏りはありません。

その中で、10年後!みたいな未来予測は、再生回数稼ぎたいYouTuberにお任せして、今すでに起こっていること、感じていることをお伝えします。

これから転職する人、キャリア形成に悩んでいる人、近々就職するお子さんをお持ちの方、参考まで。

ズバリ結論から言うと、ノンデスクワーカー、現場仕事を持つ仕事が圧倒的に有利です。稼げます。安定してます。重宝がられます。

例えば、施工管理技士さん。もうこんなのはお給料が、求人市場でセリみたいになってますw
電気工事士さんや配管技能士さんとかも、そうです。

似たところで言うと、大型トラックのドライバーさんや特殊車両のドライバーさん。
ここら辺は、シンプルに需要と供給のバランスで今ここで働くと、めっちゃ高待遇で迎えられるでしょう。

すでに現れているのがタクシードライバーさんかな。
いまだに免許返納し忘れて働いているようなおじいちゃんもいるけど
#この表現教えてもらって笑った

最近、あれ?こんな若いタクシードライバーさんいるんだ??と思ったことありません?
実は徐々に増えてます。若い人。稼げること。わりと自由がきくこと、街中を走ってお客を捕まえるマーケ力が成果報酬につながることなど、伝わってきてるのでしょう。

このように、一昔前までは
「未来には機械やロボットで仕事がなくなる。」と言われていたブルーワーカー的な、学校も工業高校的な仕事がむしろ高収入につながる傾向にあります。

一方で、普通科卒業して、文系学部卒業して、といわゆるエリートとされていたコースの職業が危うい。
というか、シンプルにそんなに人数がいらなくなるので、”席”が少なくなってます。
人一人、雇うほどの仕事量がないので複業化、フリーランスが増え、プロ人材として高度化していく必要があるでしょう。

完全に僕らが持っていた”未来”のイメージがズレてました。
人がやらないといけないのは、むしろ身体を動かす仕事で、頭とPCを使う内勤デスクワークがどんどん減る。という未来のようです。

でもこれって、実は昔からそうなんですよ。
お医者さんやパイロットって、ノンデスクワーカー、現場仕事の人だけど、めちゃくちゃエリートでしたもんね。
そんな感じです。

というわけで僕が現場で感じているのは
「えー!こんな会社のこんな仕事が、普通に手取り30万超えるんだ…。」
とかそういう驚きです。

賃金は政府があげるのではなく、需給バランスがすでに上げています。
政治と行政は、偉そうに主導するのではなく、しっかりサポートと土台の修繕をしてほしい。

僕はマクロ経済を語り、あーだこーだと議論することはできませんが、1社1社、出会った会社の知られざる魅力についてなら、パンパンに頭に入ってます。

未来を予測はできないけど、今、身の回りで起きていることはお伝えできますよ。

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