【歯は１本でも、抜けたそのスキマ風に、存在の大きさを知る】

歯は大事ですよー！
一生の宝ですよー！
自分の歯で噛むのが、一番おいいしいよー！

って、聞いたことある、聞いたことある。

と言いながら、具体的に想像できない間に
その時がきてしまった・・・。

それは
突然やってきます。

あ、痛い！
腫れた！
取れた！
欠けた！
抜けたー！

それまで、何にもなかったのに、
どうして、そうなっちゃうの！？

「あなたの歯の、保存はもう無理です・・・」

がーーーーん！

今まで気にもとめていなかった
自分の歯が

実は
こんなに
訴えていたとは・・・。

歯の結末は、
あまりにもあっけなく、
その重要ポジションを知れるのは、

口の中に吹き抜ける
大きなスキマ風を感じたときでしょう。

乳歯の生え変わりの時も
相当なスキマ風に
食事のしにくさを感じるのですが、
そんなことは、
とうの昔に
忘れてしまいました。

戻ってきてーー私の歯〜〜！

現代の若者にとっては悪夢な話。

しかし
メンテナンスを大切にして、
過去の苦闘話を語ることができる
患者さんは、
こんな苦労を乗り越えてきた人が
ほとんどなのです。

「ホント、歯は大事！」

歯は
いきなり抜けるなんて事はなくて
必ず
サインを
送っていたはずなのです。

耐え忍んだ
あなたの歯。

もう、こうなったら。
歯が失くなることを、
リアルに体験できる
教育が
未来にできたりして・・・。

バーチャルなお歯なしなんてことも？

辛い、歯の体験談は
後世に
伝えることも
大事なのです。