初釜とは
新年を迎えて初めて釜をかけることを初釜(はつがま)といい、年が明けて最初に行われる茶会、あるいはお稽古はじめの日でもあります。 「お初釜」と言ったりもするそうです。
お稽古している方にとっては、一年に一度の初釜は楽しみです。
流派や社中によって様々ですが、私の習っている社中では昼前に集まり、待ち合いで社中の皆様と挨拶をして、席入りをして床の間やお道具を拝見して、先生にご挨拶をして初炭手前があり、懐石を頂きます。今年は松山組が準備の方を、新居浜組がお客様側をする予定ですが私はお稽古も兼ねて松山組ですが正客をさせて頂く予定です。
食事と共にお酒も頂きます。これが酒飲みですから楽しみなんです。ですから車では無く路面電車で伺います。
食事が終わればお菓子をいただき、中立をします。銅鑼の音でお知らせいただき席入りして濃茶、薄茶を頂きます。最後に先生がくじ引きを用意してくれていてくじを引いてお道具などを頂いて帰ります。新年を迎え、先生や社中の皆様にお会いでき、楽しいひと時を過ごすことができます。私はお客様側なので当日行けばいいのですが、先生や裏方さんは前日から準備があるので大変です。
今年は10日が初釜の予定です。今からどんなお道具だろうか、どんなお食事だろうか、どんなお菓子だろうか…と楽しみで仕方ありません。