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三和土
三和土と書いてタタキと読みます。赤土に石灰とニガリの3つを混ぜるからこの漢字になったそうです。土だけでは固まらないので石灰とニガリを混ぜてひたすらトントンと叩いて締め固めていきます。固まるとコンクリートのように固くなります。昔のコンクリートです。
最近は余りしない工事なので若い職人さんにやり方を伝えながら技術の継承をしていきます。
お茶室独自のものとして塵穴があります。塵穴は庭師さんと左官屋さんで協力しながら施工して貰います。
土をたたくための道具などは左官屋さんの手作りで年季が入ってます。
伝統的な技法で工事させて頂ける施主に感謝し、後世に引き継いでいける技術の伝承が私達の役割です。