子ども茶道教室露地を歩き、躙口から小間へ…
昨日は夏休み子ども茶道教室の4回目、心配していた雨も降らず予定通りにお稽古ができました。昨日は県民文化会館別館に集合してから茶室「一休庵へ」
露地を体験しようと、みんな生まれて初めて露地草履を履いて露地へ…低学年は足が小さいので歩くだけでも大変なのですが、踏み石の上しか歩けないので四苦八苦…外腰掛けで少し待って、内露地へ。
蹲はコロナがあるのでやり方だけ説明して、躙口からにじって小間へ入ってもらいます。小間でお床の拝見をして説明を聞いて、広間に移り、点て出しでお菓子とお茶をいただきました。低学年と高学年それぞれ人数が多いので半分に分けての体験でした。露地を歩いている時には残りの子ども達は先にお茶をいただいてもらいました。
今回は保護者の方の参加も多かったです(茶室を見るなんて経験はなかなかないですからね)。
露地草履、外待合、踏み石を歩く、躙口から入る、薄暗い小間(子どもたちは秘密基地と呼びます)に入る、小間は8月の風炉と軸飾り、広間は9月の風炉とお棚に軸飾り、玄関も含めてそれぞれのお花も全て違います。
初めてばかりのことで全部は覚えきれないかもしれませんが、小さな時にこんな経験なかなかできません。大人になっても覚えておいてほしいですね。
夏休みの自由研究で茶道…という子が少なくても三人はいましたので、みんなそれぞれ楽しんでくれているようでよかったです。いよいよ来週土曜日が最終回、お稽古の後に保護者の方に自分達でお茶を飲んでももらう発表会が待ってます。楽しみですね。