里山と木質資源 里山資本主義を振り返る
2013年に発行され、大きな反響を呼んだ藻谷浩介氏による「里山資本主義」。
2008年にリーマン・ショックが起こり、お金がお金を生みだすというマネー資本主義が崩壊。
2011年には東日本大震災が発生、これまでの原子力に頼った電力供給や東京一極集中型の社会構造が顕在化するとともに、持続可能性や再生可能エネルギーに対する関心が一気に高まりました。
再生可能エネルギーといえば太陽光や風力、地熱といった自然環境から得られるエネルギーと結び付けられがちですが、日本にとっては伝統的で