緑のダムが森林ならば 地球のダムは何でしょう
「豊葦原の瑞穂の国」 葦がよく茂り稲が豊かに実る国
とは古事記や日本書紀に著される日本の美称。
水を豊かに湛えた草原は、古来より日本を代表する風景でした。
日本は古い国名を秋津嶋と言いますが、あきつとは蜻蛉の古名。トンボが多いということは湿地の多い場所。
日本の国生みにおいても、 伊邪那岐、伊邪那美の二神が、天沼矛 を渾沌に差し掻き起して島を生み出します。二神の初めてのこども水蛭子は不具であったため葦船に乗せて流されたとありますが、この情景として思い浮かぶのは果て無い沼沢地