知れば知るほど楽しい演歌の世界~辰巳ゆうと編~
前にも少し書きましたが、辰巳ゆうとさんのことはテレビ大阪の「片っ端から喫茶店」という喫茶店を紹介する番組で知っていたのです。
「何や最近はこんな可愛らしい子が演歌歌手なんかいな。へえ、素敵な喫茶店やねえ」とぼーっと画面を見ている程度の認識。
それが、元タカラジェンヌ北翔海莉さん目的で行った松平健さんの舞台で軽く沼落ち。
お芝居では、め組の若き頭なのに火が怖いという気弱だけどどこか憎めない愛すべきダメ息子を可愛らしく演じ、ショーでは自虐を含んだ明るいトークと見事な歌唱を披露。
ショーで歌っていた歌謡曲のコール&レスポンスが夫婦で癖になり、動画を漁るように。
数年前まで彼がしていた王子様風の出で立ちを見て、私の中の小5〜小6女子が「何!カッコいい!このお兄さん!」と嬌声。髪を伸ばしただけで急にモテキが来たあの頃の私がですよ(皆知るかいな)。
因みに大人の女性としての私のタイプはここ10年以上、プロレスラーの棚橋弘至です。
動画を漁るうち、それだけではなく、他にも惹かれる理由が見つかったのです。
辰巳さんは、歌謡浪曲もされるんですね。
実は、私の祖父がかつてイケメン浪曲師だったそうなのです。
私が物心ついた時には競輪と競艇に色々つぎ込む謎めいた素っ気ない男(顔は良い)でしたが。
たまに会った時に「浪曲やって」とお願いしても「もう声が出えへん」とのことでその芸を見ることはなく。
いつか、浪曲に接してみたいなあ、でもああいう劇場に行くのは敷居が高いし、と思い続けていたところにこの出合い。
しかも、来年2月に新歌舞伎座でコンサートがあるらしいではないですか。
はい。チケット取りました。ライトファンなので3階席で観ます。出過ぎた真似はしません。
新歌舞伎座の焼き餅をこの間は1個しか食べれなかったけど、少なくとも2個はいただこうと思います。
演歌がメインのコンサートらしいのですが、ぜひ、浪曲を聞いてみたいなあ。