わたしの処方箋
ずっと持ち続けている本はありますか?
私はあります。
中島らもさんの「明るい悩み相談室」シリーズです。
朝日新聞読者の「明るい悩み」に中島らもさんが愉快に答える、読むと心が晴れやかになる本です。
初めて出会ったのは中学生の時。
モヤっとした想いやうまくいかないことをすべて忘れさせてくれました。
中島らもさんの訃報を聞いた時、
なぜか、「小説を書かなきゃ」と思いました。
中島らもさんのエッセイはよく読んでいたものの、小説はあまり読んだことがないのに。
「30 才までに小説を書いて文学賞に入選する」という目的を作り、よくわからないまま書き始めた20 代の終わり頃。
30 才までには間に合わなかったけど、31才でもらった佳作が、今でも私を支えてくれています。
そういえば、最近、この本読んでないなあ。