#2 福岡県糸島市姫島
みなさんこんにちは。こみです。
本日は糸島市にある離島、姫島のプチ旅日記です♪
糸島市姫島について
糸島市姫島は福岡県西部の糸島半島から北西に4kmの玄界灘に位置する島で人口は144人(2024年6月時点)、面積0.75㎢、島の周囲は3.8㎞です。
島民の多くは漁業に携わっているそうです。
姫島漁港から歩いて数分の高台には、島名の由来ともなった姫島神社や
江戸末期の女性勤王活動家、野村望東尼(ぼうとうに)が流刑され、捕らえられた獄舎跡が残されています。
姫島への行き方
姫島は岐志との間に渡船を運航しており、岐志漁港から渡船「ひめしま」で約16分。料金は片道470円です。
1日4便ずつ運行しています。
姫島観光 ① 野村望東尼の獄舎跡
野村望東尼は1806年10月6日早良郡出身の幕末の女流歌人、勤王家です。
平尾山荘にある自宅には勤王武士たちが多く訪れました。
高杉晋作はそのうちの1人で、望東尼59歳、晋作26歳の時のことでした。
勤王武士たちを守ったことにより1865年10月に望東尼は姫島へ流刑されることになります。
翌年1866年9月、晋作の指揮により姫島からの脱出の手引きがあり下関に匿われました。
望東尼は約1年の間、姫島に囚われておりその時の獄舎跡が残っていました。
この獄舎で望東尼は多くの詩を残しております。
どんな景色を見ながらどんな気持ちだったのか想像するだけで苦しくなります。
今の時代はSNSなどで誰でも好きなように思いを綴ることができていますが、世間に反する思想や活動をするだけでこのような罪に問われてしまう、激動の時代だったのだと思います。
姫島観光 ② 戦没者慰霊碑
姫島小学校・志摩中学校 姫島分校を左に曲がり、防潮堤沿いに歩いたところに石碑がありました。
この石碑は戦争で亡くなられた14名の方々の霊を慰め、再び悲惨な戦争を繰り返さないことを誓って、地域の方々の手により1966年に建立されたそうです。
姫島観光 ③ 島で暮らす猫たち
防潮堤付近に猫たちが集合して、みんな人懐っこくてすぐに近寄ってきてくれました。
様々な模様の猫たちが仲良く暮らしています。
猫たちへの餌やりは場所によっては禁止されているところもあるみたいなので
姫島漁港付近の看板をご覧ください♪
今回見ることができなかったのですが
他にも色々な観光スポットがあるみたいです。
また姫島に行く機会があったら山登りや
島の反対側も散策してみたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。