いつもは忘れているだけで思い出せる気持ちはたくさんある
こんにちはこみかです。
湿度が上がって体調も梅雨っぽくなり、お昼寝を2回やっちゃいました。
そんな今日はレイチェル・カーソンのセンス・オブ・ワンダーを読みました。上遠恵子さんという方が最近訳した文庫本です。
後半には「私のセンス・オブ・ワンダー」として数名の文章があって、中には魔女の宅急便の角野栄子さんの文章もあります。
とーっても良いタイミングで読めました。
ほぼ毎日子どもと接する仕事をしていても、自分が子どもの頃を思い出す機会って案外無いんですよね。
でもこの本を読むだけで、たくさんの細かい経験と感情の断片を思い出しました。
嬉々として野菜の断面をスケッチしていた私、
動く雲を教室から眺め続けた私、
窓から吹き込む風を絵にしようとがんばる私、
宿泊学習の夜、人生で一番綺麗な星空を吸い込んだ私、、、
そのときのワクワクした気持ち。
あれが嫌だったとか、これが苦手だったってネガティブなことは思い出しやすいけど、
ふと眺めた景色で気分が上がったとか、あの時は無心になってマインドフルネスだった、みたいなポジティブな自分やノーマルな自分は後から思い出すことって少ないと思うんですよね。
私にとって本を読むことはもちろん、
映画を見たり文字をしたためることは、
そんな過去の断片を取り出してハグをするような行動だと認識しています。
また今日もハグしてそっと宝箱に戻しました。
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