見出し画像

酒米づくり24の季節 #10 溝切り

稲の苗の分げつ(枝分かれ)が多すぎると、米が粒が小さくなるので、それを防ぐために6月下旬から7月にかけて「中干し」を行います。
(※ 米の1粒1粒が大きくないと酒造りのためには使い勝手が悪くなります)

だいたい田植えから1か月後に1株が15~18本くらいになったら「中干し」のために「溝切り」作業を行います。「溝切り」とは、排水をよくするために、田んぼにエンジン付きの手押しの溝切り機で溝を切っていきます。

タテは8条から10条に1本の溝を切り、横は田んぼあたり2本ほどの溝を切り、クロスしたところはていねいに手で壁を崩します。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?