4本ジャ:信じられないくらいゆっくり演奏してみる
40 過ぎて本気でジャズ。
練習で一番大事なのは続けること。最上級の目的である。異論は認めない。
続けるためには練習が楽しくなければならない。
だから退屈な基礎練ばかりではダメである。(もちろん基礎練が楽しくてしょうがないならそれは結構なことだ)
楽しさを優先して遊び弾きで練習を済ませるのも、続けられるのなら悪いことではない。
しかしながら、基礎練しないと上手くなれない。
練習しても上手くなれないとモチベーションが続かない。だから遊び弾きだけだと続かない。基礎練も遊び弾きもどちらも大事である。
ところが基礎練と遊び弾きをバランスよくやってても(やってるつもりでも)どうにも上手くならないことがある。独学の壁である。
こういうはマインドセット(というか要は気持ちの持ちよう)を変えてみたり練習メニューを再検討すると上手くいくんだけど、昨年末からこの方法が効かなくて、スランプ&低モチベーションの罠にハマっていたんだよね。
そんなに難しいことをしようと思ってるわけじゃないのに、テクニックがついてこない。簡単なことすらできない。練習の効果が出てない。進歩してない。これは困った。
そんな時に何気に見たのがこちらのYoutube。
ボイパならぬサックス・パーカッショニスト?の超絶技巧の方の話によると「とにかくゆっくり練習することが大事」とのこと。そうだ!ここしばらく僕に足りなかったのはこれだ!
試しに普段140bpmくらいで弾き散らかしてるレパートリーを80〜100bpmで練習してみたら辛いのなんのって。でも、ゆっくり弾けないということは、速く弾けるわけがないということ。逆に、ゆっくり正確に弾けるということは、速く弾けるということ。これ本当。
久しぶりに練習の手応えを感じたのである。同じところをぐるぐる回ってるだけだけどね。少しずつ上達してるのは確かなのだ。
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