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4本ジャ:好きなコードフォームを決める

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40過ぎて本気でジャズ。

ジャズで大事なのはコードとスケールである。異論は認めない。本件に限っては強気である。他はかなり譲歩して生きている。

ま、コードとスケールをどうやって把握するかが問題なんだけどね。

僕のピアノはかなり下手である。謙遜ではない。セッションに出て「俺が一番上手いな」と思ったことは一度もない。大抵一番下手だ。良くて二番目である。謙遜ではない。大事なことなので(ry

それにしては力量に合わないレベルの複雑なコード練習を自分に課しているな、と思うこともなきにしもあらず。力がないのにやれテンションだ、b5thだ、#9thだと、そんなことでいいのかと。他にやることがあるんじゃないかと。

でもいずれにせよコードはバッキングで叩かないとダメだからね。練習しなきゃならない。となれば、ついでにテンションまで確認しておこう。効率がいいんじゃないか。

で、いろいろやってたんだけど、機械的に12キーやってもしょうがないよな、という気がしてきた。

同じフォームで下っていくと、途中で低音が濁る。

上がっていくと、途中からバッキングらしからぬギョッとするほど高い音が出てしまう。

12キーにこだわり過ぎることもないのだ。

今、僕の好きなコードフォームが冒頭の画像である。

まず万能のマイナー9thフォーマット。1,7-9,b3,5。半音を重ねているにも関わらず、綺麗なサウンドだ。楽譜のGm7 から Fm7までの範囲で安心して使える。下はちょっと濁るけどギリギリセーフ。

次は1,b3-11,13,9フォーマット。1-3の単3度にルート一度上のマイナートライアドを重ねてみたらあら不思議。マイナーなのに明るい雰囲気。意外と使えるのだ。

下の段。7thコードである。C7に13thを付ける。キレイ目のサウンドだ。真上のGm7と右手が同じなのがポイントだ。次は。Bb7alt。13thをフラットさせる。これも面白い(altはオルタレーションの略「ちょっと変える」ニュアンスで曖昧な指示だ)。D7alt, G7altも、真上のコードと右手のフォーマットが似ているのがポイント。

コードを口で説明しようとするとどうも困ってしまうな。

何が言いたいかというと、機械的に12キー練習するより、気に入ったサウンドを練習する方がいいんじゃないか、そういうことを思ったのだ。


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