4本ジャ:ポリコードヴォイシングは使える?
40過ぎて本気でジャズ。技術がないのに難しいことをやりたがるコメさんである。
本番で難しいことをやろうとすると失敗して後で苦しむことになるのであまりいいことじゃない。本番では意識的に簡単なテクニックでアドリブに取り組むべきである。無理してはいけない。(反省)
練習で難しいことにチャレンジするのはOKである。勉強になれば良いのである。
表題のポリコード。コードを重ねたものである。例えばこれ。
弾いてみると確かにカッコいいんだけど、カッコ良過ぎて使いにくい。スイングやポップな曲調には合わないのだ。初級者がセッションでヨレヨレ繰り出してるとベース担当あたりから「??」という反応を頂戴してしまう。何より技術的に難しい。
ということでポリコードは中級者以上にならないとお呼びじゃないよね、と思っていたが、最近気がついた。
7thコードにテンションかけるときはポリコードで発想するのが良さげ?
1つ目は左手はC7の1-3-7フォマット。これに半音上#Cのマイナートライアドを重ねるとC7(b9)(b13)になる。F^7に解決すると気持ちいいやつ。
それから2つ目。左手1-3フォーマットに、全音下のBbの Augmentedトライアドを重ねると、C9(#11)の完成だ。
有名どころではsus7。全音下のメジャー7thを重ねる。
このくらいだったら結構現場でも使えるのである。
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