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#32. 今を見つめる



過去と未来に心が飛んでく

家族と電話をする時、友達とカフェでおしゃべりする時、そして彼と家でリラックスしながら話す時。私たちは、いったいどんな会話をしているんだろう?とふと考えてみた。気づけば、話の中心は大抵過去の思い出か、未来の不安や期待ばかり。

「この人といる時は昔の話ばっかりしてるなあ…」とか、「この人と一緒にいるときは未来の話が多い気がする」とか、話題の方向性って相手によって変わる。

じゃあ、今について話すことって、あまりないのかも?そう気づいた時、ちょっと焦った。幸せだとか、嬉しいとか、悲しいとか、今感じていることを味わう前に、過去や未来に心が飛んでいってしまっているんじゃないかと。

ちゃんと今を見る

「今を大切に生きよう」なんて口ではよく言うけど、気づけば未来のことばかり考えて不安になったり、過去の出来事を振り返って「あの時は…」なんて感傷的になってしまう。過去か未来、どっちかの世界に生きてる感じ。

でもこれ、私だけじゃない気がする。誰かとの会話って、ほとんどが「これまでの話」か「これからの話」じゃない?懐かしい思い出話をすれば、その時の感情が蘇って温かい気持ちになれるし、未来の夢や期待について話せばワクワクする。だから、それが悪いわけじゃなくって、いい時も沢山存在する。

だけど、どんなに過去の思い出や未来の話に浸っても、一旦「今」に戻ってくることが大事なんじゃないかな?とも思う。

大切にしたい「今」のこと


例えば、「今日は天気がいいね」とか、「このアイス、すっごくおいしい!」って、目の前の出来事に目を向ける。誰かと一緒にいる時は、その人との「今」を楽しみたいし、自分の体や心の変化に気づけることも、今を大事にしている証拠。

「今日はなんだか体調がいいな」とか、「ちょっと疲れてるかも?」といった小さなサインを見逃さないでいたい。そういう日常のささいな変化を見つけるのって、実は結構大事。

今を大切にすることが、未来を輝かせてくれるはず。

毎日が灰色だと、未来はもっと濃い灰色になってしまうし、逆に今日の一瞬一瞬に目を向けて生きていれば、未来は自然と明るい色で満たされていく。

そんな風に考えながら、今感じていることを忘れずに記しておこうと思う。これが、今日の昼ごはんを食べながら思った、私の小さな気づき。




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