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バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群
Kちゃん。自分的には入口にあたるせかけんの3級に合格しました。すぐ2級の試験にとりかかろうと思い、誰かに教えるつもりで勉強する方法を試そうと思って、お手紙にしました。たまたまこの件について調べてて思い出したよ。ずっと自分は何となく、遺跡は紛争に巻き込まれて破壊されたものと思っていたようだけど、そうじゃないみたい。
偶像崇拝を批判したタリバンによって、高さ55mあった西の大仏は意図的に破壊されたんだって。アフガニスタン北東部のバーミヤン渓谷には1世紀から13世紀頃に築かれた1000もの石窟遺跡が点在していて、西アジア、中央アジア、インドを結ぶ要所であり交易の中継地として栄えたし、初期のガンダーラ美術の変遷の様子が伺えると。グプタ朝のインド美術やサーサーン朝のペルシア美術の影響を受けた壁画なんかもあるって。
いつか見られるのかな。他の遺跡でもそういった被害に遭った件はこれまでにもあったそうだから、現物が見られるって貴重なんだね。
でも、この件を調べていて見つけた記事の中には、当時この遺跡を保護する動きは日本も含めあったそうなんだけど、この時期アフガニスタンでは深刻なひでりが続いて飢餓者は100万人とも言われているんだって。人の死より大仏の保護なんて、そんな短絡的な話ではないだろうけど、自分自身、無知であったことや、関心を持たなかった自分がいたことも事実だと思う。
せかけんのテキストとかに、飢餓のことは触れられてはないけど、きっかけとなって自分で調べたり知ったり知識を増やしていくことが意味のあることにつながるといいなと思ってる。
あと、自分の目で確かめてみたい。いろんな考え方や価値観や見方があるから、自分でちゃんと確かめられるようになるために正しい知識を増やすのが大事かなとは思ってる。
というわけで、またおしえたいのがあったら書くね。