NISAの前に考える、何故投資をするのか
ニコニコ現金のみでは生き残れない
最初に…
もうじき新NISAなどが始まり、そこから投資を始めるという方も多いと思いますので、原点に立ち直り投資について考えていきたいと思いこの記事を書くことにしました。
本記事では
投資をするということ
何故投資をしないといけないのか
基本的なお金の価値
上記のことを主軸に考えていこうと思います。
尚、私もスペシャリストという風に名乗れる人ではありませんし、いくつかの実際に自分の考えている見解が含まれていることも事実です。その上でより深く調べて、自分のものにしていただけると嬉しいです。
そして最初に一つ投資を何故するかについての結論を出します。
上記が私の出す結論です。
そのため小見出しに、ニコニコ現金では生き残れないと書いています。
それではこのお話から深掘りしていきます。
1,そもそもお金って何だろうか
そもそもお金はなんだろうかという話を簡単に考えましょう。
お金とは何か。簡潔に言えば交換の道具です。もっと言うとお金は生きる手段の一つであり、ものやお金を交換する道具であるという風に私は考えています。それはあくまでお金は目的にするというのは根本的に間違っているわけです。
そのため株やそのほかの投資に関しても、そういった商品に対して投資をして、お金に働いてもらうという風に考えることが投資をするにおいて必要な考え方では無いかと私は考えています。
投資は余剰資金で行う理由にも、それが上げられます。
生きる手段であるお金をリスクのある投資に優先的に回すのではなく、将来必要となるお金を手に入れる手段としてお金を投資するという考え方が長期的には必要だと考えられます。
そして投資をする際に疑問になるのは、何故長期投資が正しいと思われるのかという話です。それを次に話していきます。
2,長期投資が正しいと言われるのは何故かを考える。
まず最初に見て欲しいのは金の価格です。
上記の金価格推移は三菱マテリアルのサイトより引用しています。
そして次にドル円のレートです。
上記はyahooファイナンスより引用となりますが、味方をあまりしらなくても全然大丈夫です。金価格の場合は線が上に向かっていればいるほど、金を購入する際に高く買うことになります。売る際は高値で売れます。そしてドル円も上に行けば行くほど、円でドルを買うときの値段が高くなります。そして、逆に下に向かえば、ドルを安く買うことが出来ます。
円高円安というのはドルで見たときに円が安い、ドルで見たときに円が高いということなので、上のパターンの反対で言われます。そのため前よりも1ドルを買う時にお金がたくさん必要だと、円の価値が下がってしまったから円安、逆に1ドルを買うときに前よりもお金がかからない場合は円高になると覚えておくと何か役に立つ場合があるかもしれません。
そしてこの今の現状が物価高に繋がっていて、それが資産形成が必要と言われる所以になります。
長期投資が何故必要なのか利益が出たタイミングで利確をすれば良いのでは無いかと思う人もいるでしょう。それが仮に名も知らないし中身も長続きしそうにない単一の企業に投資をしていて値段が上がった場合ならそれは事実でしょう。
ここでそんな銘柄をいくつか紹介してみます。
上記に上げたような銘柄は所謂仕手株であったり、材料株といわれるような銘柄です。こういった銘柄を"投資"のイメージとして抱いている方もいるでしょう。そういったイメージがある場合投資は一発逆転やギャンブル性のあるものとして捉えるかもしれません。
ですが投資をするときに必要なのはそういった銘柄の一か八かではなく、長くお金を寝かせるそして成長させると言うことです。
では対象に長く成長を続けているよく見るような例を挙げます
こういったセクターや銘柄は人気があります。それは目に見える高成長、そして失われない需要、トレンド確かな実績によるものが大きいと思います。そういった銘柄の成長を確信して投資を続けて成長に乗れる人がいる一方で、一時の下落で売ってしまう方や今後価値が下がる、下手をすればお金が減るという方もいると思います。
そのため先に金の価格やドル円のレートを見せました。
今の状況を端的に言うと、円の価値は金やドルと比べた際に下がっているということをここでは伝えようと思います。
これはインフレの基本的な考え方の一つです。
インフレとは一つは豊かになることでみんながお金を使うため、ものの価格が上がっている。もう一つの考え方はお金が世の中に出回っているため価値が落ちていると言うことです。
インフレでも自分が豊かになっている実感が沸かないのは、単純にインフレがお金の価値が下落していることによるもので、通貨供給量が増えている一方で、それが一般市民に降りてきていない、恩恵を受ける前に国が税金のシステムで取って行っていることも大きいと考えられます。
国の税収が過去最高とか言っているのは、物価が上がりインフレになり国民が苦しいときに最も得をするのは政府の税収が上がることであるというのが今の現状です。それは何故か消費税はものの価格に比例して上がります。ガソリン税+消費税はガソリンの基礎価格+物価で上がる燃料代に上乗せで消費税が付きます。
消費税は国曰く等しい財源ではありますが、生活必需品の値段の高騰で消費税の納税額も増えます。また企業は様々な要因で収入が増えて、それを給与を増やす形で渡しても、結果的に社会保険料や所得税などの税金をより多く取ることで国の税収はどんどん上がるのが現状です。
故に豊かにならないインフレが起きています。
円の供給量は増えているけれど、それが外国の通貨に多く交換されれば、相対的に外国のお金の需要が増えて円は安くなります。そういった様々な要因は今後も続き、円の価値は生きている間にどんどん目減りしていくと私は思っています。
故に長期投資をおすすめします。
ただ現金を守るだけ、ただ銀行に預けるだけ年金に期待するだけでは、生き残っていけないというのは大袈裟かもしれませんが、少なくとも政府はそういったことに対して関心が無いのは事実です。
一方でそういったことに関心を向けて真摯に向き合うポーズをすれば、少なくとも己の懐を寂しくすること無く現職の議員として高い給与や賄賂、癒着によるうま味を得ることが出来る。
言ってしまえば短期的な己のリターンのために、国民の長期投資をせず、ただ選挙に通ればよいその後は自由という民主主義の犬、資本主義の犬になっているという風に思われます。
過激な思想と政治批判が少し混じってしまいましたが。
通貨価値が下落しているのは何かを買う際に値段が高くなっている状態で示すことが出来ます。そして国は計画的にインフレを起こして通貨供給を増やしています。それがあまりに過激になったから目に見えているだけで、お金の価値は、そのお金が価値のあるものであり続ける限り基本的には下がっていきます。
故に、何かしらのもの(価値のあるもの)に交換して、それとお金を交換することでよりリターンを大きく出来ます。
その例が、投資(株券とお金を交換して、そのリターンを得る)になるというわけです。
3,他国の通貨や仮想通貨ってどうなの(分散)
とりあえず投資の意味と長期投資についてなんとなくのイメージが付いたと思いますので、次に浮かぶ疑問について考えていきます。それは他国通貨の保有や仮想通貨の保有についてです。
仮想通貨から例を出すとbit coin,xrpなどが上げられると思います。
上記の図を見て頂くと、1ビットコインと、1リップルも値段が上がっていて価値が上がっていることが分かると思います。そしてこれは円安による影響によるものではありますが、1ビットや1リップルが何ドルで買えるかの推移も見てみましょう。
円で見てもドルで見ても価格が上がっています。
当然ながら仮想通貨なら何でもよいという話では無く、無くなる仮想通貨もありますし、思ったより価値が伸びない通貨もあります。ただ、ビットコインの価格もリップルの価格も上がっていて、それは欲しい人がいると言うことです。
ここに仮想通貨の面白さがあります。
先に結論を申しますと、私は通貨の分散にも賛成ですし仮想通貨にも賛成です。時には無くなるかもしれない通貨を少額で購入して長期で持つことも良いことだと思います。そして仮想通貨の価値が上昇しているのは、そういった一つの通貨だけを持つことがリスクであり、仮想通貨を持つことも一つの投資であるという考え方に繋がると思います。
そして仮想通貨の詳しい説明などは長くなりますので別で書くことにします。
仮想通貨の説明や仮想通貨の面白さ
私がどういった考え方で購入するかについては記事リンクを書いた場合ここに張ります。(まだ完成していないのでお待ち頂けると嬉しいです)
先に仮想通貨の話をしましたが、同じ通貨でもドルも円も元もウォンもシンガポールドルもルピーも全て価値は変わります。価値が変わるというのは、受給の関係で、例えばみんなが使う通貨の価値(基軸通貨ドル)は比較的高い価値を維持していますが、政府の意向でバンバンすれるお金の価値は下がります。
どちらが欲しいかという質問に対しては、みんなが使うお金の方が欲しいと思う人は多いと思います。個人的にはインドが今後成長して人口が増えれば通貨の価値が上がるでしょうし、インドの会社の価値も上がると思いますが、そういった需要が増えれば相対的に通貨の価値が変わります。
こういった観点から言えるのは、必ずしもS&P500を投資で推奨できないと言うことです。昔イギリスが基軸通貨を担っていましたが、その時代も終わりました。時代は変わっていくものですし、それによって価値も変わります。私は決して価値がゼロになることは無いと思いますが、仮にアメリカという消費大国が虚構のものであった場合。
そこのみに投資をすることはリスキーです。故にドルで見た際の仮想通貨の価値は上がっています。ドルを持つ人たちも同じ仮想通貨に投資をしているわけです。
物事は相対的な価値で決まります。
その際に一つに集中しているよりは分散をしている方がいくらかましに思います。それが守りの投資ということになります。そして大きく一つ成長するであろうものに投資をするのが攻めの投資で、投資をして長期でリターンを得るのであれば万が一に備えた守りと、守り以上のリターンを得る可能性のある攻めを両者入れる必要があると考えています。
そういった場合に何か一つのみであれば、例えば今の場合はものが高くなり円の価値が落ちていますが、米ドルを持っていれば、それを円に換えて使うことも出来ます。そしてその分散というのが特に投資では重要になると思います。
結論:リスク分散の為の投資
私たちはそもそも常に投資をしているという風に考えることが出来ると思います。それは円に対する投資です。そしてその円をものや他の通貨と交換するという行為を行っています。
そして、そのもらったお金を円のままにしておくと、円の価値が下落した際に大きなダメージを受けることになります。
必ずしも投資が正しいわけではないですし、ギャンブル性のあるものでもありますが、それでもこれからの時代自分で考えて投資をすることが求められます。
その一つがNISAです。
この国のお上は国民の自己責任の枠組みを拡大しています。その上で自身の負担を減らそうとしています。しないよりはした方が良いですが。様々な情報を見て考えることが必要になります。
何に投資をするのか、何処で投資をするのかなど。
それは人によって異なりますが、結局のところは自己責任で落ち着きます。
私が言っておきたいのは、S&P500という主流が必ずしも正しいという訳では無いことです。米国は株価以上の成長をしているかというと疑問が大きく、そして日本人よりも投資に対して積極的です。
お金がある人も無い人も投資をしていて、それ故にショックが起きれば被害は拡大します。
投資を始める前に、そもそもお金って何か投資って何かなどを考える一つの機会になればと思いこの記事を書きました。
今後この記事をアップデートしたり、他にも何か投資において情報をこのnoteで書いていく予定です。
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