いつもと違う道を
人の家の場所って覚えづらい。
10回行ってても多分覚えられん。
バイト先とかなら覚えられる。人の家=住宅街ってなんかどれも同じように感じたり、あとアパートのマンションの前までいけたとて何号室だったかわからなくなったりする。
彼女の家へ行くとき、それが発動する。
徒歩10分くらい。徒歩2分くらいの場所なら道も限られるかもしれないが、徒歩10分の道ともなれば道なんて無限にある。
もう半年は通ってるみちなのに気を抜くと迷ってしまう。
昨日も新たな道に出会った。
見覚えあるような、ないような。
なんと、その道にそこに銭湯があった。なんだか古めかしい銭湯。検索エンジンでは絶対に引っかからないような場所。宇宙船のコロニーを突如発見してしまったような感動。
あいにく僕は骨折しており、軽々しく風呂に入れないので、またの機会に取っておく。
行ったことない戦闘なんて、楽しみだ。