幸福とは
若い頃に考えたこと
幸福とは
例えばここに100円あって、
「100円しかない」
「100円もある」とか思う。
「~しかない」が不幸で、
「~もある」これが幸福のようだけど、
実はこれも不幸ではないか、と思った。
「~しかない」「~もある」と思うことが不幸ではないか。
100円は100円で、それ以上でも以下でもない。
100円を100円と受け入れられることが幸福なんだろう。
だから幸福とは
物事をそのまま受け入れられることで
そこには「やったー!」「よっしゃー!」「ラッキー!」といった
幸運や喜びは入る余地はない。
幸福とは、そんなに喜ばしいことではない。
この考え方は
嫌なことに対する防御策として役に立つ。