生きるをしたい
こんなに目まぐるしい社会情勢、そうそうない。
世界中の人達が、日本中の人達が、大変だ。
でも、この日本では、戦争をしているわけじゃない。
冷静になろう。
もちろん、お金のことや、仕事のこと、健康不安や病気など、大変な状況に置かれている人はたくさんいる。
出口の見えない不安。
限界。
それでも、私達は人間だからこそ、人類なんだから、考えることをやめられないのではないか。
自分の意見を言うことはたやすいかもしれない。
でも、冷静になって、考えたい。
新聞、テレビ、ネットニュース、SNSやブログによる団体や個人の情報や意見発信。
たくさんの情報があり、意見がある。
私達は、その中で、何を得るのか。
決めつけることは簡単なことかもしれない。
ワクチンは打つべきか。
オリンピックは開催すべきだったのか。
自分の意見を持つことは大切だけど、
その前に、しっかりと考える材料を選ぶこと。
誰かの話に、じっくりと耳を傾ける。
それからでも良いんじゃないかな。
人の話をしっかり聞けない人には、
ちゃんとした判断は出来ないんじゃないかと思うことが多い。
自分よがりで、理論的ではなく、
こうするしかない、ああするしかない。
自分一人で考えると、他者への説得力はえられないかもしれない。
視野は狭くなり、異なる意見を持つ人を受け入れられなくなる。
私が、私達が正しいと思えば、もうそれ以上は、たくさんの大切なことが見え難くなる。
今、必要なのは、対立じゃない。
理解であり、共有であり、協力であるのかもしれない。
きのうと、きょうと、あしたはつながっている。
きのうはどうだったか。
あしたはどうか。
考えることで、きょうがさっきより見えるかもしれない。
生きる為になにかをする。
それは大切だけど、
生きるをしたい。
今日まで、生きる為にたくさんのことをして来たんだから、
生きるをしたい。
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