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#01【菅義偉】安倍政権は、荒波の中を行く船だった

今回はNewsPicksにて2018年9月5日から全6回に分けて連載された、「小松成美Talk 官房長官という仕事」という特集を再掲します。小松成美と菅官房長官二人の対談です。(※文中の数字や日時などは掲載当時のものです。※本記事の文章および写真の無断転載および引用は固くお断りします。)

菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官・沖縄基地負担軽減担当大臣。自由民主党・衆議院議員(8期)・無派閥。昭和23年秋田県生まれ。高校卒業後上京し就職。法政大学卒。26歳の時「人生を政治にかけよう」と志を立てる。代議士秘書、横浜市議2期を経て、平成8年衆議院選挙で国政へ。

小松成美(こまつなるみ)ノンフィクション作家。主な作品に『アストリット・キルヒヘア ビートルズが愛した女』『中田語録』『イチロー・オン・イチロー』『勘三郎、荒ぶる』『YOSHIKI/佳樹』『横綱白鵬 試練の山を越えてはるかなる頂へ』『全身女優 森光子』『五郎丸日記』『それってキセキ GReeeeNの物語』『虹色のチョーク』『M 愛すべき人がいて』など


自宅には一泊もしていない

小松:
菅さんが官房長官になられて今年(2018年)の12月で6年を迎えます。第2次安倍内閣がスタートしたのが2012年12月。現在、官房長官としては在職記録を更新なさっていますが、この6年は長かったですか、それとも短かったですか。

菅:
危機管理を職務としていますのでね、時には、長いと思う時間を過ごすこともあります。けれど、改めて振り返ればやはり短いと感じられますよ。
在任期間に関しては一度も意識したことはありませんが、官房長官という仕事について、日々その重さ、責務を思っています。

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