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【FT Lex】を読む (1) デジタルヘルスへの投資にリターンが追いつかない理由

はじめに

あけましておめでとうございます。英語を使ってバリバリ仕事をしている30代ビジネスマンのこまなびです。
このシリーズのNoteでは、Financial Timesの記事から、英語表現としておもしろいものや関連する話題を取り上げます。

本日の記事

本日はこの記事。
デジタルヘルステック企業への投資の回収が困難である理由が説明されています。激しい競争にさらされて、利益が思うように出ていない状況があるとのこと。同種サービス間の代替性や、時にはGAFAMのような資金が潤沢な企業との競争に晒されることで、一定の規模や膨大なデータを有していない企業が競争に勝ち抜くことが困難になっているとのことです。AIの登場も改善の兆しとなっているものの、特にヘルスケア業界ではまだまだ課題があるようです。

https://www.ft.com/content/221cdff1-d6bd-46d9-a826-553b849dfe74

今日の一文

AI shows great promise in medicine, for all the concerns about hallucinations, legal liability, transparency, privacy, data security and bias.

https://www.ft.com/content/221cdff1-d6bd-46d9-a826-553b849dfe74

for…:in spite of の意味で使われている「for」はなかなか受験英語などではお目にかかりませんが、使えるとすっきりした英文になりますね(for all…で「~にも関わらず」の意味)。

hallucinations:もともとは幻覚の意味ですが、「虚偽または誤解を招くような情報についてさも事実かのように提示する人工知能によって生成された応答」という意味で使われています。何ら説明がなくこの用語が使われている点が驚きですね。

明日も頑張っていきましょう。

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