見出し画像

野良猫を保護しそう

近所で偶然みっけた野良猫(推定2〜4歳)を保護しました。保護猫を迎えたい、野良猫を保護したい、そんなどなたかの参考になりますように。あと、猫がなつきますように。

とっても痩せてた

2週間くらい前から、小さな三毛猫を見かけるようになりました。
溝にたまった雨水を飲んでいる……ねぐらは近所のアパートみたい。

その痩せっぷりから地域で飼われている可能性は低い。耳カットもされてないから避妊もまだ。三毛猫はほぼ女子で、これから絶賛繁殖シーズンなのも心配でした。

私が住む地域で見かける猫さんは、おそらくボランティアによるTNR(野良猫に避妊をして、もといた場所にリリースすること)の活動の甲斐あって、去勢済みの耳カット猫ばかりです。
そんな環境なので、耳カットしてないこの三毛さんは新参かなとあたりをつけたのでした。

画像1

地域猫ボランティアさんに相談

捕獲して避妊手術だけはすると決めて、区役所に相談。地域猫ボランティアさんにつなでもらうことに。翌日には連絡をもらって、ねぐらの場所、出没時間、見た目や人慣れ度合いなどを話して、とにかく現場を見ましょうということに。私も同行しました。

地域猫ボランティアさんはすごい。地域といえど範囲は広く、こっちで子猫が生まれたと聞けば視察に行き、あっちに野良がいるぞと聞けば大捕物の末に捕まえる。しかも、それは仕事ではなく、自分の仕事の合間にしてる。好きなだけではできないことだなあ。

今回、炎天下の昼や、仕事終わりの夜間にも対応いただいて、すごくすごく助かりました。地域猫ボランティアさんには本当に頭が下がります。

野良猫を迎えることの難しさ

人馴れ訓練をした保護猫をお迎えするのと比べて、野良猫を直接保護するのは、お世話の難易度が違う気がします。
(保護猫さんでも、お迎え先で人嫌いや不安が噴出しちゃう子もいます。やっとシェルターに慣れたところで、知らない家に引っ越しするのですから...)

しかもそれが成猫の場合には、何ヶ月も夜泣きが続いた、なでられるまで数年かった、一生なつかないかも……と、しんどそうな情報が多くて尻込みしていました。

また、昨年春、愛猫が虹の橋を渡ったというのも、保護をためらう理由です。愛猫はほとんど手のかからない、気の小さい優しい子だったので、私ごときが気合の入った野良さんを幸せにできるのか、という不安もあります。そして、また看取る悲しみを経験するかと思うと……

要するに、いろんな面でビビっていたわけです。

次の記事→野良猫を捕獲した

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集