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野良だったはなちゃんがうちにきた!
近所で偶然みっけた野良猫(推定2〜4歳)を保護しました。保護猫を迎えたい、野良猫を保護したい、そんなどなたかの参考になりますように。あと、猫がなつきますように。名前ははなちゃんです!
1日目:夜 はなちゃん到着。
ケージの布:全部覆う
地域猫ボランティアさん2人が、はなちゃんを連れて自宅まで来てくださった。野生の香りとノミをまとっていたはなちゃんを、シャンプーしてくださったんですって。ずっと野良だったはなちゃんを、一体どうやって…!
ケージに入ったはなちゃんは、心なしか前よりも毛がふんわりしている。よかったねえ。ほんとよかった。私の手技ではとてもじゃないが、慣れていないこの子を洗ってあげられない。
ボランティアのお二人は、一人は長年やってきたプロフェッショナルの方と、もうお一方は活動の色々を勉強中の方。ボラ間でそうした教え合いがあるのは初耳でした。
確かに、捕獲器の設置方法(子猫と成猫で違う)もそうだけど、野良猫の習性を理解することも、捕獲後のケアを進めることも、先達のサポートなしではとても無理。ボランティアさんたちは自分の時間を割いて、保護猫活動だけでなくボランティアさんの育成までしているのです。
病院で診てもらった結果、避妊はされておらず、マイクロチップも入ってなかったので、飼われた経験はなさそう。白血病・猫エイズともに陰性。 とはいえ、後から陽性になることもあるので、落ち着いた頃にまた検査に行こうと思います。
慌てて購入した2階建てケージに入ったはなちゃんは、何も言わず固まってる。外で自由に過ごしてたのがいきなり捕まって、わけわかんないうちに手術されて、また違う家に連れられて、おっかないよなあ、ごめんよごめんよ…。脅かさないように、少しでも刺激が少ないように、ケージ全体を布で覆って静かに見守ります。
ボランティアさんたちは「野良の大人猫を引き取ってくれる人は少ないから、他のボランティアもよろこんでます。みんなきたがってました(笑)」と言って、帰って行きました。やはり成猫の引き取り手は少ないようです。
ボランティアさんが帰ってしばらくしたら、はなちゃんはご飯を食べて!トイレもできました!いっぱい褒めたいけど、怖がっちゃうから褒められない。もどかしいー! 家人と2人、布の奥へ耳を澄ませて過ごした夜でした。