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野良猫を捕獲した
近所で偶然みっけた野良猫(推定2〜4歳)を保護しました。保護猫を迎えたい、野良猫を保護したい、そんなどなたかの参考になりますように。あと、猫がなつきますように。
地域猫ボランティアさんと現場へ
リリースするか保護するか決められないけど、どっちにしろ避妊はするのでまずは捕獲することに。
→野良猫をみっけたときのお話はこちら
その日は連日の雨からまさかの大晴れ。嘘みたいに暑い。猫さんのねぐらに汗だくで向かうボランティアさんと私。すごい暑い。ほんと申し訳ない。初対面なのに。
いた!
お母さん猫だったら捕獲できない
もし出産直後だったら子育て中かもしれないから、親猫だけ保護するわけにはいかない。この三毛さんはすごく小柄だけれど、猫は生後半年から妊娠可能な動物。すでに母の可能性もあるのです。
地域猫ボランティアさんの見立てでは、出産直後ではなさそう。でも子猫ってこともなさそう。意外におばちゃん猫かもしれない。
アパートの住人2人に聞き込みしたところ、1ヶ月前から見かける、特定の誰かが世話してることもなさそう。住人へのヒアリングはボランティアさんがしてくれた。地域猫ボランティアは、こちらを怪しむ初対面の人と話せる度胸も必要と知った。
捕獲器にイン
じゃあ捕獲できますねってことで捕獲器登場。youtubeで見たことあるやつだ……何時間もかかると思ってたのに、設置10分で捕獲できた。そこはyoutubeとは違った。
なかにいます。すごい静か。怯えて動けないとか...?
お金のはなし(避妊・検査) リリースか、保護か
ここで、野良猫を保護して最初にかかる費用のうち、病院系のことを書いておきます(家で必要なものはまた今度)。
ケガなどの体表的な確認、ノミ取り、マイクロチップの有無、成猫なら避妊・去勢。これらは野良猫・保護猫には補助が出ます。自治体によって補助内容や金額は違うけど、自己負担は全部で3,000円前後だと思います。
ここからは、保護する場合に追加でかかる費用。血液検査、猫エイズとか白血病のウィルス検査、マイクロチップの埋め込み(任意)などを自己負担でします。こちらは全部で10,000円前後くらい。
弱っていたら希望により点滴。脱水ならプラス3,000円くらいかな?
そんな諸々は避妊と一緒に済ませてしまうので、それまでにリリースか保護かを決めなくてはなりません(費用が変わっちゃうからと、後からするのは人馴れしてないゆえ大変だから)。
そして手術は翌日。ボランティアさんは「翌朝までに決めて連絡ください」ってかたちで待ってくれ、猫(in 捕獲器)と一緒に帰っていきました。
そうなんです...! 捕獲した猫を泊めてもくれる。病院に連れていくのも、迎えにいくのもボランティアさんが引き受けてくれました。ボランティアさんにもそれぞれ事情があるし、全員がしてくれるとは限らないかも。ほんとにほんとに感謝。
保護することをギリギリまで検討させてくれるのは、やっぱり結論を急げば、猫にとっても人にとっても不幸な結果になるかもだからでしょう。そんなボランティアさんのはからいを重く受け止め、一人家路につきました。