西宮市大谷記念美術館「佐藤健寿展」~展覧会#9~
奇界/世界
西宮市大谷記念美術館で開催中の「佐藤健寿展」を観てきました。
佐藤健寿さんという写真家については、まったく知識がありませんでしたが、数日前の朝日新聞でこの展覧会の紹介があり、興味をひかれました。期待に違わず、満足のいく面白い写真展でした。
西宮市大谷記念美術館のサイトでは、今回の展覧会について、次のように紹介しています。
「奇界」という言葉は、佐藤健寿さんの造語なんですね。日本の美術大学を卒業後アメリカに渡り、留学中にネバダ州の「エリア51」という空軍の秘密基地をテーマにした作品をつくりました。このことがスタートになって、世界中の「奇妙な事物や風景」にレンズを向けるようになったそうです。
その後、約20年間に120カ国以上を巡って「奇妙なもの」を撮り続けてきた集大成が、写真集『奇界遺産』と、今回の展覧会だと言えます。
展示物紹介
ここに載せたい写真はいっぱいあるのですが、会場はもちろん写真撮影禁止なので、チラシの写真で代用します。
左上から、
「パプアニューギニアのマッドメン」
「カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられるロケット」
「サウジアラビアのアル・ウラー」
中上、
「インドGarkonの民族衣装の女性」
右上、
「アメリカネバダ州のインターナショナル・カー・フォレスト」
中右、
「北朝鮮のマスゲーム」
下左から、
「日本の軍艦島の廃墟」
「北朝鮮平壌のマンション群」
「ミャンマーのレイチュンセチャー大仏の仏像群」
「台湾金剛宮の目から手が飛び出した神像」
これらを大きなパネル写真で見ると、迫力を感じますね。
すべての写真にキャプションがついていますので、それを読みながら展示室を巡ると・・・結局3時間もかかりました。
最後の部屋では、佐藤健寿さんのインタビュー映像が流されていましたが、ここでは半分寝そうになりました。
佐藤健寿さんの公式サイト「奇界」はここです。
西宮市大谷記念美術館のサイトも貼り付けておきます。
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