大阪湾再生市民プロジェクト
「バリ島男3人漫遊編」のM君がスタッフ
M君から案内をもらった。
「以前一度参加した淀川河川敷での催し、チビちゃんたちとどうですか?」
前回参加したのは、もう5年も前のこと。コロナ禍で空白期間があったようだが、久しぶりに参加することにした。
大阪の海や川をよみがえらせるというプロジェクトで、微生物の入った泥団子「元気玉」をいっぱい作って、淀川に投げ入れる。もちろん水遊びもあり。
淀川の堤防を歩く
M君の家のガレージに車を駐め、小学生の孫2人といっしょに、会場の淀川河川敷に向かう。川沿いの道路から淀川の堤防にのぼると、川向こうに広がるビル群が見える。外国に行くと、大都市のそばには必ず大きな川が流れていることに気づく。ああ、大阪も同じなんだな、と改めて認識する。
淀川の河川敷は、流域の各地で広々とした公園になっている。グラウンドなどのスポーツ施設や、季節を楽しめる遊歩道などが完備されている。この十三から塚本までの約1.5kmの淀川公園には何面もの野球場やサッカー場があって、少年たちが熱い戦いを繰り広げていた。
JR神戸線の鉄橋の下を潜ると、そこが今回の「大阪湾再生市民プロジェクト」の会場になっている。
もうすでに人が集まっている。M君が昼食券や飲み物など、いろいろ差し入れしてくれる。
楽しいイベントがいろいろ
元気玉を作る
すでにたくさんの元気玉(有用微生物が入った泥団子)が用意されているが、会場でも土を丸めて作る。
元気玉を投げ入れる
二千個ほどもある元気玉を、みんなで川に投げ入れる。小さな子供たちの元気玉は遠くに飛ばない。
地曳き網を引く
地元の漁師さんの協力で、あらかじめ4ヶ所に仕掛けた網を、子供たちがロープで引っ張る。収獲は多くはないが、大きなスズキや小魚が入っている。子供たちが楽しんだあとは、川に帰っていった。
じゃこ山盛りのワカメご飯としじみ汁
テントではお昼の弁当が用意されている。ワカメご飯の上に、たっぷりとちりめんじゃこを載せてくれる。大鍋にはしじみ汁。本来は淀川で採れる「なにわべっこうしじみ」のはずだが、収穫量が激減しているので、今回は島根県の宍道湖のしじみだとか。しじみ汁、美味しかった!
記念撮影
帰りはお土産もあって、行きよりも荷物が増えたけど、お天気もまずまずで、楽しい一日になりました。