❸ 仲良く暮らそう "あいさつ"
我が家にお迎えして2か月が経過、チュールをあげるタイミングだけは向こうから近寄ってきてくれるようになりましたし、その際に少し触ったりすることもできる機会が増えました。
今回はもっと仲良くなるために、こまち・ひげよしとする「あいさつ」を作ったのでご紹介します。
よかったら取り入れてもらえればと思います。
こたつを導入、さらに暮らしやすく
この頃、冬。我が家にこたつを導入しました。それによって2匹の新しい居場所が増えました。
こたつの掛け布団に収納に使うラックを置いてトンネルに、これでいつでも入ったり出たりできます。
こたつの電源が入っていなくても、中にいて寝ていることが増えました。
根気よくコミュニケーション
少しずつ「なでなで」
前回ご紹介した"猫じゃらし伝えに撫でる"ことを継続して、直接手で撫でられる頻度が増えてきました。
こまちは目を閉じてる時は手で撫でることができますが、起きている時に手で撫でようとすると怒って猫パンチ、ブラシで撫でるのはいつでも抵抗なくできるようになりました。
ひげよしはチュールの時、しっぽを垂直立ちにしてこちらにお尻を向けるようになりました。その際にお尻を手で触られるのが好きなようでだんだんとお尻を向けてくれる回数が増えました。
「触ってもいい」というお許しをもらえるようになり、どうして欲しいのか気持ちを汲み取りながら、毎日チュール2本とおもちゃで遊ぶことを継続して心の距離を近づけていました。
おでこを重ねて"あいさつ"
ここで意識的にやったことがあります。
こまちとひげよしはチュールがもらえると分かった時、お互いのおでこ同士をコツンと合わせることに気づきました。
どの猫ちゃんもする行動なのか、我が家の猫だけなのかは分からないですが、「嬉しい時にするのか、あいさつなのかなぁ」と思いながら、これを見て閃きました。
まずチュールをあげる前に手の匂いを嗅がせます。
そして、確認をしてもらってから嗅がせた手をグーにしておでこにコツンと毎回触れるようにしました。
上から手が来るとこわいようで最初は警戒されました。なるべく視線に入るところから始めるのをおススメします。近づいてきて嫌であれば逃げます。無理には触れないがお約束。
前回の記事でご紹介した触れるための下積みも効いたのか、次第に回数を重ねるごとに受け入れてくれるようになりました。
やがて、こまちは次第に手をグーにして近づけただけで向こうからおでこを重ねてくれるようになりました。
(ひげよしは受け入れてくれるけど、向こうからおでこコツンをしてくれることはほとんどありません。ただこちらがコツンすると嬉しそうではあるので、いやではなさそう)
幾度も繰り返して数か月…。
ひげよしを撫でていると、腕をおでこでこまちに押し上げられました。
継続あるのみで、今も続いているコミュニケーションの一つです。
本当に幸せな気持ちになります。
特訓しなくてもできる猫ちゃんもいるのかもしれませんが、こまち・ひげよしは最初、人馴れしていない猫ちゃんでした。地道に毎日こつこつ努力をしてここまで触れ合いができるようになりました。
生活と心の余裕
環境にも慣れたようで、ひげよしはプスプスといびきを掻いて寝ていたりと安心して過ごせるようになってきたようです。
ひげよしがトイレの後、砂のかき方が甘いのか都度こまちが砂をかけ直してあげていたり、各々の性格も一緒に暮らし始めて2か月が過ぎて今更ながら、ようやくわかってきました。
猫にも性格はあるし、感情もあるとお互いに暮らすことに慣れてようやく気付くことができました。
並行して実はこの頃、回虫と闘っていました。
よかったら別記事にて記録していますので読んでいただければ嬉しいです。
※便や虫の写真が出てきます。ご了承ください。
仲間ですよ!
我が家にお迎えして2か月半が経過、以前より近寄ってくる距離も縮まり半径50センチ以内をウロウロして時折、手や脚にぶつかって来られるようになりました。
棒に糸がついていてカシャカシャ音がでる獲物がついたタイプのおもちゃを使って遊んでいる時に、私が棒の先の獲物をにぎにぎ握って捕まえたのを見せたりして、仲間アピールをしました。
その甲斐があってか、こまちがおもちゃの獲物を捕まえたら咥えて私の近くまで持ってきてくれるようになりました。
おでこコツンしてくれて、向こうからの愛情表現を感じることも多くなってきました。
こまちはこの頃、両手で身体を挟むようにしても動じず、手への恐怖心は薄れてきたようです。
あごの下をコショコショするのに挑戦したところ、ひげよしに甘噛みされました。今となってはこの甘噛みはもうほとんどされないので貴重な体験でした。
珪藻土マットが好きみたいで脱着所へのドアが開くとひげよしも、こまちも、こぞって身体を擦りつけにいくようになりました。
自由に家の中を行き来して、ケージにはあまり戻ることなくこたつの中にいる事が増えました。
個性もわかってきて、以前よりコミュニケーションによって意思疎通できている感覚が大きくなりました。
着実に仲良くなれてきて今回は大幅な進歩を感じたエピソードでした。
野良猫として生まれて、保護され家猫となった彼ら。2か月という月日で家に慣れ、新しい猫生に順応してくれ始めました。
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またここまでご紹介した可愛い我が家の愛猫Instagramがございます。よろしければInstagramロゴのリンクよりご覧ください。
お読みいただきありがとうございました。