疲労について読んでたらホラーだった話
疲れた。
仕事をしているといつも思うし、早く帰って布団に入って毛布とベッドの隙間に体を挟み込んで、YouTubeで眼精疲労を覚えながら、ショボショボしてきた目に謝りつつ眠りにつきたい。
ただゲームだけはしたいし、今日もレッドブル片手に明け方までいきますか。
最近また読み進めている本がある。
講談社ブルーバックスの『疲労とは何か』
という本である。
学問に興味がない人でも、自分の身の回り。とくに常日頃から感じるような物に問いを立てられると意外と細かいことは知らない。
運動をして疲れたとか、仕事をして疲れたとか、うつ病の症状があって疲労感がなくならないとかって人もいるんじゃないかな。
なんとなく身体で理解はできたとしても、じゃあそれってどこからきたの?って聞かれるとなんだろうと思う。
だって別に疲労や疲労感を感じにくければ、好きなだけ本も読めるし、遊びにだっていける。無意に寝過ごしたあの休日たちと一生出会うこともなくなるだろうし、旅行の日程は始発から最終日の終電まで組めてしまう。
ただアラート機能を備えておかないと急にシャットダウンしたみたいに身体が動かなくなったり、そうじゃない異常が発生した事を事前に教えてくれるように、自然がそう作ってくれている部分でもある。
長く生き、健康な状態であるためのシステムを自然に構成されていく様子。
自分はそういったところに美しさを感じる。
タイトルにあったように、疲労と疲労感は実際別物だ。
勉強とかゲームとか友人の誘いで滝に出かけたあとにスポッチャに出かけた時、帰りに感じているのは疲労感なのか疲労なのか。
じつはこれは疲労感の可能性の方が高そう。
体が疲れたとなった時に体内の免疫を司ってる奴らが動き出す。
「うわご主人疲れとるやんなんかあったんか」
みたいな具合で。
この炎症物質のおかげで疲労感を感じて動きを抑えてくれたりする。
のだが、そもそも勉強してる時や仕事の方が疲れやすいと思うし、楽しい時は途中で疲れたってならないかと。
これはシンプルに疲労感。
じゃあ疲労ってなんやねん。
って話にはなると思うが、最近そっちについてはちゃんとした測定方法があって唾液調べると出てくる。QuizKnokさんの動画でも昔一回出てた記憶がある。
すごい厳密な部分を端折るが、疲労感の元となっている原因物資や要因、内臓的身体的機能の低下に対してを「疲労」と研究者さん達は言われている。
大元は疲労。
表面的なのは疲労感って感じで分けてもいいかもしれない。
実際大手の製薬会社さんとかモンエナとかレッドブルとかに関しては疲労軽減とか疲労感に効果があるとかあるしね。
まあ怖いのは、疲労感つまり表面的な部分は楽に感じていたとしても、内臓やら心臓やらで炎症物質は発生するようだがそっちには効果が無いとは言わないがすごく薄いそうでして。
根本的に身体が回復したわけじゃないから、急性腎不全とか心不全とかになる理由ってカフェインでも糖分でもなく、シンプルに疲労感の軽減を実感したせいで、大元の疲労の回復をしないままだったんだろうなぁと。
見に摘まされる思いというか、C1000ビタミンレモンとかアルギニンとか大好きな自分にとってはだいぶ恐ろしい話だった。
あなたも体は元気みたいですが、内臓ってどうなんでしょうね。