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お店の名前がスリムになるまで

「どうして狛江スリムなの?」というのは、初めていらしたお客様に十中八九聞かれる質問です。

比較的ゆったりした体型の店主連は「店主の体型から来てるんですよ」と微笑みますが、これで笑ってくれるお客様は残念ながらほとんどいません。くだらないボケはいいから早く質問に答えてよ、と言わんばかりに「で、実際はどうなの?」と聞かれます。

そもそも昼に別な仕事を持っている店主連が、週末のみの飲食をやってみようと思い立ったのは、趣味とノリと偶然からでした。

もともと飲食に興味があり、伊達と酔狂をこじらせて教えてもらった近場の空き物件を冷やかして見たら思いのほか条件にあってしまって、気づいたら「あれ、やれない理由ないぞ」とトントン拍子で進んでしまったのでした。

場所がスナック街だったということもあり、今さら競合するお店を出しても意味ないだろうし、それなら毛色の違う隙間を狙った方が良いだろう。しかも週末の夜中しかやらないニッチな店だから、隙間に収まる「スリム」はどうだろう、と。

実は他にも「POC」だの「モモ」だの、いろんな名前も模索しました。最後はとある飲み屋さんでの女性客の一票で、女性に選ばれるのならこれにすっかということで「狛江スリム」に決まりました。

実際<地名>+スリムっていうのは結構使い回しもよく、飲食では今のところほぼ他店名とバッティングする可能性もないので、よかったなぁと思っています。

今回「やり様はあるな」っていうことは分かったので、いつかいろんなスリムがあちこちにできたら面白いなぁ。

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