狛江駅前で10月に実施する社会実験のハナシ | 6/27 第1回社会実験分科会
こんにちは、こまえのデザイン.です。
今回は、狛江駅周辺の “ウォーカブル(※)" なエリアの創出に向けて、今年10月に実施する社会実験の企画を検討する社会実験分科会(第1回)のレポートです。
(※Walkable、歩きやすい・歩きたくなる)
分科会で考える社会実験
今回、このプロジェクトの中で10月22日(土)~30日(日)に実施する社会実験の企画は、まちづくり団体、町会・自治会、商店街・商工会、企業、関係機関、行政職員により構成する社会実験分科会で検討します。
この社会実験では、狛江駅周辺の道路区域にベンチやテーブル等のストリートファニチャー(家具)を置いたり、キッチンカーを呼んだり、そこで様々なイベントやワークショップを企画したりして、このエリア内に創出する滞留空間の方向性を検討します。
また、市としても、この社会実験を通じて、交通の問題などの課題整理を行いつつ、実際に道路空間を活用することで生まれる 新しい “価値” を、住民の皆さんに感じていただけるといいなと考えています。
第1回社会実験分科会(6/27)
①山名清隆さん講演
第1回社会実験分科会は、6/27に開催しました。
初回のため、自己紹介や分科会の趣旨説明を行った後、国土交通省の “ほこみち広報アドバイザー” 山名清隆さんをゲストに迎え、国内外の道路空間の利活用の事例紹介をいただき、その後の分科会メンバーによる意見交換のファシリテーションも行っていただきました。
ディスカッション
今回の第1回社会実験分科会では、山名さんのユーモア溢れるファシリテーションもあって、これまでの発想を飛び越えて、メンバーの口から次々とアイデアが飛び出しました。
その一部をご紹介すると、、
いっそのこと車道を無くして、全部歩道にしてしまった方がいいのではないか。搬入経路は必要だと思うが、そういう方向感はありだと思う。
道路に絵を描くのはとても素晴らしい。シティペインティングのようなもの
何か本を使った事で、道を占拠してしまうとか。
道路を子どもが自由に遊べるようなスペースに、それこそ芝生敷きにしてしまうとか。
夜に泉龍寺の辺りでスタンディングバーをやれたら良い
『青春ができるまち』そういうスポットをつくりたい!
南口バスロータリーの交通島の前の道路を片側でも止めて、人工芝を敷いて朝市をやってみたり、ビアガーデンをやってみたり。
公共施設も含めて、今は住民同士の会議をできる場所が少ない。それこそ屋外で会議ができたら面白い。
音楽をもっとオープンにやれる場があるといい。
何かとんでもない事をやらかすな、、という “やらかす感”が、狛江にはあるような気がしてわくわくする! などなど。
また、会議の最後に、山名さんから「よく全国の自治体に行くけれど、たまに市民が全然ついていけなくて、役人がどんどん引っ張っていくまちがある。そういうスーパー役人の登場を期待したいし、狛江でも市民がクレイジーな役人を育てるということがあってもいいよ」というアドバイスもいただきました💦💦
そして、今回のディスカッションのなかで、メンバーの1人から「狛江の面白い人は、まだまだ地域に沢山隠れている。そういう人をどんどん引き抜いて、まちづくりの仲間に入ってもらった方が良い」という発言がありました。
確かに、狛江は色々な面白い人がいる。市役所で新しい仕事をすると、いつもそう感じます。
・・・ということで、これは、今回の社会実験の1つの大きなテーマになりそうな予感。。
次回の社会実験分科会
以上、第1回分科会はメンバーの視野が一気に広がった回でした。
次回(7/7)からは、前述のテーマをコンセプトや企画案に落とし込む作業が始まります。
今後も、分科会の様子や社会実験の準備の状況は順次お伝えしていきますので、ぜひ楽しみにお待ちください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。(G)