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名画座から考える、若者がレトロに憧れるワケ
若者の間で起こる『アナログ回帰』 「小さい頃に一番感動した記憶は?」と聞かれる時があれば、私は間違いなく
「生まれて初めて映画館にいったとき」と答える。
初めて映画館にいったのは、4・5歳の頃。『劇場版ドラえもん』を観にいった記憶がある。今までテレビでみていた映像が、巨大スクリーンで観ることができ、自分の座席の後ろからも大音量で音が聞こえる。まるで、本当に映画の世界に入り込んでしまったかのような感
「ノベルツーリズム」で新しい地域プロモーションを巻き起こそう。
村上春樹の『ノルウェイの森』を初めて読んだのは、大学1年生の頃。
私は、2013年に市ヶ谷にある大学に入学をした。入学後、最初に行われるガイダンスで、教授から「映画や本から教養を吸収することで卒業後の人生を豊かにする」という言葉を聞き、その言葉に感銘を受けた私は、在学中に色々な本を読もうと決意した。
まず、初めに手に取った小説は、村上春樹の『ノルウェイの森』であった。この本を一番に読もうと
「コロナ混乱期」の今こそ、幕末維新の愛読書『西国立志編』を読むべきだ。
今、日本を取り巻く環境は、幕末維新とよく似ていると思う。
1853年、黒船が浦賀に来航してから、日本の「当たり前」は大きく変わってしまった。
大政奉還、王政復古の大号令、江戸から東京への改称、廃藩置県…
政治は幕藩体制から天皇統一国家に変わり、徳川幕府が没落。
産業は、列強諸国の脅威をバネに、鉄道、郵便、電話といった西洋技術を取り入れ産業革命を起こした。文化も人の生活も大きく変わった。
「散切