1週間 坐禅してみた
この1週間、坐禅をしてみた。
坐禅を「する」という言い方が合っているのかわからないけど、まあいいか。
毎日、朝起きて、顔を洗ったあとに20分。
お昼か夕方頃に20分。
寝る前に20分。
1日合計約1時間、坐禅をしてみた。
なんでそんなことしようかと思ったかは一旦置いておいて、
1週間坐禅をした感想や、変化したことなどを書こうと思う。
1週間坐禅をしてみての感想および変化
1.いろんな感情を少し客観的に捉えることができるようになった
2.いろんな感情をいい意味で放置することができるようになった
3.お腹の調子がよくなった
4.自分の気持ちや行動をコントロールしようと思う機会が減った
5.掃除の習慣がつきつつある
それぞれちょっと詳しく書いてみる。
1.いろんな感情を少し客観的に捉えることができるようになった
坐禅をしている最中は、座ったままじっとしている。
20分間、じっとしているのだ。
すると、いろんな考えや感情が湧いてくる。
湧いてはくるのだが、それをどうにかしようとして行動することができない。
とにかくそのままにしておくしかないのだ。
するといつの間にか考えや感情が、どこかにいってしまう。
かと思うと、また違う考えや考えがでてきての繰り返し。
出てきたら出てきたで、あ、出てきたって、認識して、放っておくしかない。
出てくるたびに、放っておいて、やっと20分経っているといった感じ。
坐禅をしていないときにも普段からいろいろな考えや感情が出てくるんだけど、
それも、あ、出てきたーって感じで、遠目から見ているような、そんな風に捉えることができるようになった。
2.いろんな感情をいい意味で放置できるようになった
1から続くのだけど、とりあえず考えや感情は放置しておけばいったんは勝手にどこかに行ってしまうということがわかったので、ネガティブな感情なんかに振り回されることが少なくなった。何かネガティブな感情が湧いていきたら、「あ、湧いてきた」といったん認識し、特に何か解消しようとせずに、放置すると、割とすぐにどこかにいってしまうようになった。
3.お腹の調子がよくなった
理由はわからない(笑)
ただ、いつもお腹を下す心配をすることが多かったのだけど、それは明らかに減った。下してもまあ大丈夫か、みたいな、謎のあきらめのようなものというか、そんなものが出てきたような気がする。
そしたらお腹の調子がよくなった。
4.自分の気持ちや行動をコントロールしようと思う機会が減った
これはいいのかどうかわからないけど。。。
1、2にも関係してるけど、坐禅してるときは座っているしかない。参考にした本には、とにかく、座るに任せて座るみたいなことが書いてあったのだけど、本当にそうするしかない。その延長みたいな感じで、普段の行動も、歩くに任せて歩く、食べるに任せて食べる、言葉に任せてしゃべるみたいにしたら、なんとなく心地よくなった。しゃべる仕事では普段はゆっくりしゃべることを心がけているけど、あまりそういうことを考えることなく、しゃべるがままにしゃべるをやってみたら、結構うまくいっている、気がする。ちなみにこの文章も、言葉に任せて書いている。
5.掃除の習慣が付きつつある
朝の坐禅のあとは、なぜか掃除がしたくなる。
コンパクトな部屋だからウェットのクイックルワイパーでさっと一拭きするだけだけど、ほぼ毎日掃除をしている。当然、部屋が綺麗になっている。
と、まあ思うがままに書いてみたけど、今のところ坐禅をして感じたデメリットはひとつもない。
強いていうなら自分は正座で坐禅しているので(本来は結跏趺坐とか半跏趺坐でやるんだけど、筆者は股関節が硬すぎてできないw)、足がしびれるくらい。
けど、趣味で落語をやっているので、一定時間正座をする練習にもなると思えばまったく苦にならない。
いきなり数秘術の話しを出すけど、どこかに9を持っている人なんかは、無我の感覚とか、自我がなくなる感じとか、味わえるような味わえないようなことがあるので、おすすめ。
と、いうわけで、1週間坐禅をしてみた感想などを書いてみた。
思ったよりもいい感じな気がするので、これからも続けてみようと思う。