「完璧じゃなきゃ」の原因を探る①
いつも友人に言われることがある。
「なんでそんなにストイックなの?」「何にでも全力で凄いね」
いえ、こちらは”ストイックになれる”、のではなく
”手の抜き方がわからない”が正解なんです。
サークルのふざけたゲームでも、競技でも、なんに関しても負けて周りの人にほんの少しでもがっかりされたくない、と思うばかりに
周りがひくくらいに何でも全力でやりすぎてしまう私。
今回は何でそんなことになってしまったのか、過去を振り返ろうと思います。
〜小・中・高校 全国優勝常連の部長時代〜
なんたる奇跡というか、この立派な肩幅のなす技といいますか
相当なしっかり者に見えたのでしょうが、小・中・高全てで部長を任せられていたのです。
そして中学、高校は音楽系の全国大会常連校で、その経歴を自分の代で壊してしまわないかというプレッシャーと、保護者の圧に、無意識のうちに苦しんでいたと思います。
部員は200名を超え、毎日生徒と先生の間で苦しみ、怒りたくなくても怒り、笑いたくなくても笑い、できないこともできるといい、、、
こうして書いているだけでも、当時は相当苦しかったのだろうと思います。
まだ子供でいたかったのに、
子供でいられなかった。
ちゃんとやらなきゃ
みんなのこと引っ張らなきゃ
全国優勝しなきゃ
大人にも先生にも認めてもらわなきゃ
勝たなきゃ、、!
あぁ、、素直に思い出すだけで震えるくらい怖い環境にいたんですね。
もちろん、一緒に戦っていた部員とは
ほんとにくっっだらないことで笑い転げたし
毎日ご飯食べながら寝てしまうくらいへっとへとに疲れ切っていたけど
本当にかかとからすり減っていくんじゃないかってくらい、
全力で毎日を走り抜けていたのはとても気持ちよかった。
だから、私がこの記事を書くのは、あの思い出をただ、
今の自分がうまくいかない理由にするんじゃなくて
あの大変だけど充実した日々が、
今の自分が楽しく生きられている理由になるようにしたいから。
そうだ。
書きながらすとんと腑に落ちていく。
私はこれまでの自分の苦労を、記憶を、負の部分ばっかりにフォーカスしてないで
あれは大変だったけど、これは最高に楽しかったって
振り返った時に思えるようにしたいんだ。
いまだにどんな些細なことでも負けるのは怖いし、
負けてがっかりされたら私の価値が大幅にすり減っていく気がするけど
でも、
少し前の私だったら笑い飛ばせなかったことが
心の底からどーでもよくて周りと一緒に笑い飛ばしているきがする。
人は、できないことができるようになっていくいきもんや!
赤ちゃんが生まれたときに
「あぁこの子は歩けないしなんにもできない」って嘆く親はどこにもいないだろ?
某社長が言ってた言葉を思い出す。笑
確かになぁ。
あの時の私はただただ人の期待を正面から受け止めて
自分を殺して殺して殺して
都合の良い反応を作っていたけれど、
人はできないことができるようになる生き物。。。
ならこれからはもっと自分が楽な方法で
生きていけるってことだ、!
もう自分を、
解放してあげよーっと